第101回 全国高等学校野球選手権が8月6日（火）から22日（木）まで、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催されました。
大会7日目（8月12日（月））の第1試合には、2回戦「宇和島東（愛媛）－宇部鴻城（山口）」の試合が行われました。
両校ともに今大会では初戦。
宇和島東は後攻で、9年ぶり9回目の出場。愛媛大会の初戦は大洲農に11－1で5回コールド勝利、2戦目は内子に4－0で勝利、3戦目は帝京五に5－0で勝利、準々決勝は今治工に4－3で勝利、準決勝は聖カタリナに5－1で勝利、決勝は松山聖陵に7－3で勝利。
宇部鴻城は先攻で、7年ぶり2回目の出場。山口大会の初戦は萩に7－0で勝利、2戦目は下関商に4－3で延長11回にサヨナラ勝利、3戦目は下関国際に8－1で7回コールド勝利、準々決勝は高川学園に5－4で勝利、準決勝は光に8－1で7回コールド勝利、決勝は西京に7－1で勝利。
天気は晴れ。
試合は、序盤から宇部鴻城に勢いがありましたが、宇和島東も盛り返しました。宇部鴻城が突き放した展開になりました。
宇部鴻城は2回表、2アウトランナー1・2塁のチャンスで、9番河村（勇）選手がレフトへ長打ヒットを放ち、2点先制します。
さらに、4回表の宇部鴻城は1アウトランナー2塁のチャンスで、9番の河村（勇）選手がヒットを打ち1点追加すると、続く1番の岡田選手はランナー1塁の場面でライトへ2ランホームランを放ち、2点追加。5－0と突き放します。
宇和島東は直後の4回裏、2アウトランナー2塁のチャンスで、5番の赤松選手がライトヒットを打ち1点返し、1－5に。
さらに、宇和島東は5回裏、0アウトランナーなしで、7番バッターの兵頭選手がレフトへホームランを放ち、2－5と3点差に縮めます。
しかし、宇部鴻城は6回表、2アウトランナー3塁にし、3番の酒井選手の打席でワイルドピッチにより1点追加し、6－2に。
その後、互いにチャンスをつくるも得点できず、投手戦に。
9回表の宇部鴻城は、1アウトランナー3塁のチャンスで、6番の池村選手はレフトヒットを打ち1点追加し、7－2に。
宇和島東の9回裏の攻撃は、1アウトランナー満塁のチャンスをつくり、3番の森田選手はライトへ犠牲フライを打ち、1点返し3－7と追い上げますが、反撃はここまで。最後は4番の村上選手がセンターフライに倒れ、試合終了。
（試合展開は、実際と異なる場合があります）
宇部鴻城が7－3で宇和島東に勝利しました。
1塁側の宇和島東の応援は、黄色のポンポンに麦わら帽子が特徴的で、「ルパン」「アフリカン・シンフォニー」「We will rock you」「紅」「パラダイス銀河」「ポパイ」「サンバ・デ・ジェネイロ」「戦闘開始」「see off」「コンバット・マーチ」などのブラスバンド、チア応援がありました。
3塁側の宇部鴻城の応援は、黄色のポンポンに、赤色のメガフォン、青色の服が特徴的で、「戦闘開始」「トリトン」「ヤーヤーヤー」「see off」「We will rock you」「サンバ・デ・ジェネイロ」などのブラスバンド、チア応援がありました。
試合は8時に始まり、10時10分に終わり、観客数は約33,000人でした。
● 思ったこと
・宇部鴻城に勢いがありましたが、宇和島東もチャンスをつくり、反撃した試合でした。