接戦な展開で、後半も動いた、「松山聖陵-大分」(第91回 センバツ 1回戦)

 第91回 選抜高等学校野球大会が3月23日(土)から4月3日(水)まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催されました。

 大会5日目(3月27日(水))の第2試合は、1回戦松山聖陵(愛媛)-大分(大分)」が行われました。

 松山聖陵(愛媛)は先攻2年連続2回目の出場の私立校。
 大分(大分)は後攻初出場の私立校。
 ともに、甲子園で初戦となります。

・1回表の松山聖陵の攻撃:先頭の田窪選手は三振に倒れるが、続く坂本選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。折田選手の打席、1塁ランナーは2塁へ盗塁を試みるも失敗し、2アウトランナーなしに。折田選手はセンターフライに倒れ、チェンジ(松0-0大)
・1回裏の大分の攻撃:先頭の足立選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。田中選手は送りバント失敗で、1アウトに。小手川選手はセンターヒットを打ち、1アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。中尾選手はライトへ長打ヒットを放ち、2点先制(松0-2大)。1アウトランナー2塁の場面、飯塚選手はファーストフライ、江川選手はセカンドゴロに倒れ、チェンジ(松0-2大)大分が2点先制する

・2回表の松山聖陵の攻撃:先頭の大村選手はレフトへ長打ヒットを放ち、0アウトランナー2塁のチャンスをつくる。続く岸田選手は送りバントを決め、1アウトランナー3塁のチャンスに広げる。しかし、新城選手はセカンドゴロ、市川選手はレフトフライに倒れ、得点できず(松0-2大)
・2回裏の大分の攻撃:先頭の安藤選手はフォアボールで1塁に出塁。続く長尾選手は送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。しかし、小野選手はレフトフライ、足立選手はサードゴロに倒れ、得点できず(松0-2大)

---投手戦---

・3回表の松山聖陵の攻撃:先頭の代打の佐野選手は三振、渡部選手はサードゴロに倒れ、2アウトに。田窪選手はレフトヒットを打ち、1塁に出塁。坂本選手の打席、ワイルドピッチによりランナー2塁に。坂本選手はフォアボールで2アウトランナー1・2塁に。しかし、折田選手はファーストゴロに倒れ、得点できず(松0-2大)
・3回裏の大分の攻撃:先頭の松山聖陵は平安山投手から高松投手に交代。田中選手はフォアボールで1塁に出塁。小手川選手の打席、1塁ランナーが2塁へ盗塁を試みるも失敗し、1アウトランナーなしに。小手川選手はレフトへ長打ヒットを放ち、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。しかし、中尾選手はショートフライ、飯塚選手はサードゴロに倒れ、得点できず(松0-2大)

・4回表の松山聖陵の攻撃:先頭の大村選手はフォアボールで1塁に出塁。岸田選手はファールフライ、新城選手はセンターフライに倒れ、2アウトに。市川選手はセンターヒットを打ち、2アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。しかし、高松選手は三振に倒れ、得点できず(松0-2大)
・4回裏の大分の攻撃:先頭の江川選手はファールフライ、安藤選手は三振、長尾選手はセンターフライ、と三者凡退に倒れる(松0-2大)

・5回表の松山聖陵の攻撃:先頭の渡部選手は三振に倒れるが、田窪選手はフォアボールで1塁に出塁。坂本選手は打ち取られダブルプレーとなり、チェンジ(松0-2大)
・5回裏の大分の攻撃:先頭の小野選手はライトヒットを打ち、1塁に出塁。足立選手はライトヒットを打ち、0アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。続く田中選手は送りバントを決め、1アウトランナー2・3塁のチャンスに広げる。しかし、小手川選手はサードゴロ、中尾選手はファーストゴロに倒れ、得点できず(松0-2大)

・6回表の松山聖陵の攻撃:先頭の折田選手はセカンドゴロ、大村選手は三振に倒れ、2アウトに。岸田選手は内野安打で1塁に出塁。新城選手はデッドボールを受け、2アウトランナー1・2塁に。市川選手はピッチャーゴロに倒れ、得点できず(松0-2大)
・6回裏の大分の攻撃:先頭の飯塚選手はサードゴロに倒れるが、続く江川選手はライトヒットを打ち、1塁に出塁。安藤選手の打席、ワイルドピッチによりランナー2塁に。安藤選手はサードゴロ、長尾選手は三振に倒れ、得点できず(松0-2大)

・7回表の松山聖陵の攻撃:先頭の代打の川口選手はショートフライ、渡部選手はショートゴロ、田窪選手はサードゴロ、と三者凡退に倒れる(松0-2大)
・7回裏の大分の攻撃:先頭の松山聖陵は高松投手から根本投手に交代。小野選手はレフトフライ、足立選手はショートフライ、田中選手はライトフライ、と三者凡退に倒れる(松0-2大)

・8回表の松山聖陵の攻撃:先頭の坂本選手はライトフライ、折田選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。大村選手はレフトヒットを打ち、1アウトランナー1・3塁のチャンスをつくる。岸田選手はレフトヒットを打ち、1点返す(松1-2大)。1アウトランナー1・2塁の場面、新城選手は三振、市川選手はショートフライに倒れ、チェンジ(松1-2大)松山聖陵が1点返し、1点差に

---松山聖陵が反撃するが・・・・・・---

・8回裏の大分の攻撃:先頭の小手川選手はレフトフライに倒れるが、続く中尾選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。飯塚選手はレフトヒットを打ち、1アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。江川選手は守備のエラーにより出塁し、1アウトランナー満塁に。安藤選手はライトヒットを打ち、2点追加(松1-4大)。1アウトランナー1・3塁の場面、1塁ランナーは2塁へ盗塁。3塁ランナーが飛び出してアウトになり、2アウトランナー3塁に。長尾選手はフォアボールで、2アウトランナー1・3塁に。小野選手はセカンドゴロに倒れ、チェンジ(松1-4大)大分が詰め寄られた直後に突き放す

・9回表の松山聖陵の攻撃:先頭の代打の湧川選手はフォアボールで1塁に出塁。代打の後藤選手はファールフライ、田窪選手はピッチャーゴロ、坂本選手はレフトへのファールフライに倒れ、得点できず、試合終了(松1-4大)
(松=松山聖陵、大=大分)
(試合展開は、実際と異なる場合があります)

 大分が4-1で松山聖陵に勝利しました。

 試合は、投手戦でしたが、終盤1点差に迫った松山聖陵でしたが、その直後、再びリードを広げられた展開になりました。

 松山聖陵の応援(1塁側)は、青色がベースで、黄色のポンポンが特徴的で、「戦闘開始」「」「We will rock you」「アフリカン・シンフォニー」「琉球」「パラダイス銀河」「アシモ」「see off」「アルプス一万尺」「サンバ・デ・ジェネイロ」などのブラスバンドチア応援があり、「全力で頑張ってまずは初戦突破やー!」「大舞台緊張するけどがんばれー!」「最後まで己の力を出して全力でガンバレ!」「普段通りの野球をすれば必ず勝てます!頑張って!」「一人一人いつものプレーをすれば必ず勝てる!」といった応援メッセージがありました。

 大分の応援(3塁側)は、黄色のメガフォンが特徴で、「コナン」「アフリカン・シンフォニー」「モンキーターン」「see off」「We will rock you」「」「心絵」「サンバ・デ・ジェネイロ」「Gフレア」「トリトン」「ジンギスカン」などのブラスバンド応援があり、「がんばれがんばれ大分。」「憧れの甲子園出場おめでとう!一戦一戦勝ち進め!」「甲子園の雰囲気に負けず、平常心で!」「初出場おめでとう!精一杯頑張って!」「初出場おめでとう!全力で頑張ってまず初戦突破!!」といった応援メッセージがありました。

 試合は11時51分に始まり、13時41分に終了し、観客数は約22,000人でした。