第101回 全国高等学校野球選手権が8月6日（火）から22日（木）まで、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催されました。
大会8日目（8月13日（火））の第2試合には、2回戦「星稜（石川）－立命館宇治（京都）」の試合が行われました。
両校ともに今大会では2戦目。
星稜は先攻で、2年連続20回目の出場。石川大会の初戦は七尾東雲に10－0で6回コールド勝利、2戦目は金沢大付に12－0で5回コールド勝利、準々決勝は遊学館に2－1で勝利、準決勝は鵬学園に8－6で延長10回で勝利、決勝は小松大谷に6－2で勝利。甲子園（全国）大会の初戦は旭川大（北北海道）に1－0で勝利。
立命館宇治は後攻で、37年ぶり3回目の出場。京都大会の初戦は東山に9－2で7回コールド勝利、2戦目は京都八幡に8－3で勝利、3戦目は久御山に10－0で6回コールド勝利、準々決勝は福知山成美に10－9で勝利、準決勝は龍谷大平安に5－2で勝利、決勝は京都国際に3－2で勝利。甲子園（全国）大会の初戦は秋田中央（秋田）に1－0で勝利。
天気は晴れ。
試合は、投手戦でしたが、星稜のペース。中盤に星稜が突き放し、立命館宇治も反撃に出ましたが、力及ばずな展開でした。
星稜は2回表、2アウトランナー3塁のチャンスで、1番の東海林選手はセンターヒットを打ち、1点先制します。
さらに、4回表の星稜は、2アウトランナー3塁のチャンスをつくり、8番の岡田選手がセンターヒットを打ち1点追加し、2点差にリードを広げます。
投手戦にもなりつつ、6回表の星稜は、0アウトランナー1・2塁のチャンスで7番の福本選手がライトへ長打ヒットを放ち1点追加。続く8番の岡田選手はランナー2・3塁からライトヒットを打ち、2点追加し5－0とリードを広げます。立命館宇治も黙っていません。直後の6回裏、2アウトランナー1・3塁のチャンスで、5番の荒井選手はレフトヒットを打ち1点返すと、続く6番の古賀選手はランナー1・2塁でセンターヒットを打ち、さらに1点返し2－5に。星稜が奥川投手へと交代するも、7番の今野選手はランナー1・2塁でライトヒットを打ち1点返し、3－5と2点差に詰め寄ります。
その後も投手戦が続き、星稜の8回表に2アウトランナー1塁の場面で4番の浅野選手が左中間へ長打ヒットを放ち1点追加し、6－3に。
立命館宇治は抑えられ、9回裏の攻撃はランナーを出すものの抑えられ、試合終了。
（試合展開は、実際と異なる場合があります）
星稜が6－3で立命館宇治に勝利しました。
1塁側の星稜の応援は、青色のポンポンに、黄色のメガフォン、服装が特徴的で、「クイーンの曲」「アフリカン・シンフォニー」「情熱大陸」「星稜コンバット」などのブラスバンド、チア応援がありました。
3塁側の立命館宇治の応援は、赤色のポンポン、メガフォンが特徴的で、「アフリカン・シンフォニー」「サンライズ」「see off」「ドラクエ」「アシモ」「トリトン」「We will rock you」「紅」「サンバ・デ・ジェネイロ」などのブラスバンド、チア応援がありました。
試合は10時39分に始まり、12時56分に終わり、観客数は約44,000人でした。
● 思ったこと
・投手戦でもありましたが、星稜の攻撃が目立つものの、立命館宇治も反撃する展開が楽しめました。
・途中から奥川投手がピンチの中、登板。立命館宇治がその奥川投手から得点を奪った時はさすが。ただ、その奥川投手はその後、ピンチを抑え、立命館宇治を抑えていきました。
・奥川投手は154kmを出してすごかったです。