第101回 全国高等学校野球選手権が8月6日（火）から22日（木）まで、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催されました。
大会5日目（8月10日（土））の第2試合には、1回戦「熊本工（熊本）－山梨学院（山梨）」の試合が行われました。
ともに今大会では初戦。
熊本工は後攻で、6年ぶり21回目の出場。熊本大会の初戦は済々黌に8－4で勝利、2戦目は菊池に7－2で勝利、準々決勝は東海大星翔に8－3で勝利、準決勝は有明に2－0で勝利、決勝は九州学院に7－5で勝利。。
山梨学院は先攻で、4年連続9回目の出場。山梨大会の初戦は巨摩に10－0で5回コールド勝利、2戦目は日本航空に11－2で7回コールド勝利、準々決勝は富士北稜に6－0、準決勝は甲府城西に7－0で7回コールド勝利、決勝は東海大甲府に5－4で勝利。
天気は晴れ。
試合は、初回の1回表の山梨学院が1アウトランナー1・3塁から4番の菅野選手が内野ゴロで1点先制。さらにその後、熊本工が守備のエラーにより1点が入り、2点リードで試合が動きます。
4回裏の熊本工は、1アウトランナー1塁の場面で、5番森選手がレフトへ長打ヒットを放ち1点返すと、6番青山選手はレフトへ長打ヒットを打ち、2－2の同点に追いつきます。
その後は互いにその後、互いにチャンスをつくるものの得点できず、投手戦になり、延長戦に突入。
延長戦も互いにチャンスをつくるものの、得点できないまま12回へ。
12回表、山梨学院は2アウトランナー2塁のチャンスをつくりますが、5番野村選手はサードゴロに倒れ、得点できず。
熊本工は12回裏、7番山口選手はセンターへサヨナラホームランを放ち、3－2で熊本工がサヨナラホームランという劇的な勝利となりました。（試合展開は、実際と異なる場合があります）
熊本工が延長12回で、3－2で山梨学院に勝利しました。
1塁側の熊本工の応援は、赤色のメガフォンにオレンジ色の帽子が特徴的で、「エルク・バン・チェロ」「ポパイ」「モンキーターン」「ルパン」「サウスポー」「紅」「狙い打ち」「サンライズ」「アフリカン・シンフォニー」などのブラスバンド応援がありました。
3塁側の山梨学院の応援は、オレンジ色のポンポンと黄色のメガフォンが特徴的で、「We will rock you」「Sunny Day Sunday」「ヤマト」「狙い打ち」「アフリカン・シンフォニー」「サンバ・デ・ジェネイロ」などのブラスバンド、チア応援がありました。
試合は10時53分に始まり、13時38分に終わり、観客数は約31,000人でした。
● 思ったこと
・序盤は山梨学院が優勢と感じました。
・熊本工が同点に追いつき、投手戦となるものの、山梨学院がチャンスをつくる場面が多く、山梨学院が優勢に感じました。
・延長戦では互いにチャンスをつくり一進一退でしたが、最後は熊本工の山口選手の劇的なサヨナラホームランで盛り上がりました。
・熊本工の応援の声が迫力がありました。