第91回 選抜高等学校野球大会が3月23日（土）から4月3日（水）まで、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催されました。
大会2日目（3月24日（日））の第2試合は、1回戦「明豊（大分）－横浜（神奈川）」が行われました。
明豊（大分）は先攻。10年ぶり3回目出場の私立校。
横浜（神奈川）は後攻。5年ぶり16回目出場の私立校。
ともに、甲子園で初戦となります。
・1回表の明豊の攻撃：先頭の表選手はサードゴロ、宮川選手はピッチャーライナー、布施選手はショートゴロ、と三者凡退に倒れる（横0－0明）。
・1回裏の横浜の攻撃：先頭の内海選手はデッドボールを受け、1塁に出塁。津田選手はセカンドゴロに倒れ、1アウトランナー2塁に。小泉選手はライトヒットを打ち、1アウトランナー1・3塁のチャンスに広げる。続く吉原選手はセンターヒットを打ち、1点先制（横1－0明）。1アウトランナー1・2塁の場面、冨田選手はセカンドゴロに倒れ、2アウトランナー2・3塁に。及川選手はレフトヒットを打ち、1点追加（横2－0明）。2アウトランナー1・3塁の場面、大手選手の打席で1塁ランナーが2塁へ盗塁すると、送球がそれる間に3塁ランナーがホームにかえり、1点追加（横3－0明）。2アウトランナー3塁の場面、大手選手はセカンドゴロに倒れ、チェンジ（横3－0明）。横浜が3点先制する。
・2回表の明豊の攻撃：先頭の野辺選手はショートライナー、薮田選手は三振に倒れ、2アウトに。青地選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。成田選手は三振に倒れ、チェンジ（横3－0明）。
・2回裏の横浜の攻撃：先頭の山口選手はヒットを打ち、1塁に出塁。続く庄子選手は送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。内海選手はセンターヒットを打ち、1点追加（横4－0明）。1アウトランナー1塁の場面、津田選手は打ち取られダブルプレーとなり、チェンジ（横4－0明）。横浜がさらに1点追加。
－－－横浜流れかと思いきや、明豊打線爆発!?－－－
・3回表の明豊の攻撃：先頭の若杉選手はフォアボールで、1塁に出塁。野上選手はフォアボールで、0アウトランナー1・2塁に。続く表選手はヒットを打ち、1点返す（横4－1明）。0アウトランナー1・2塁の場面、宮川選手は送りバントを決め、1アウトランナー2・3塁のチャンスに広げる。布施選手はレフトヒットを打ち、2点追加（横4－3明）。1アウトランナー1塁の場面、野辺選手はレフトへ長打ヒットを放ち、同点に追いつく（横4－4明）。1アウトランナー2塁の場面、薮田選手はファールフライに倒れ、2アウトに。青地選手の打席、ワイルドピッチによりランナー3塁に。青地選手はサードへの内野安打で、1点勝ち越し逆転（横4－5明）。横浜は及川投手から松本投手に交代。2アウトランナー1塁の場面、成田選手は三振に倒れ、チェンジ（横4－5明）。明豊が一挙5得点入れ、逆転に成功。
・3回裏の横浜の攻撃：先頭の小泉選手はフォアボールで1塁に出塁。吉原選手は三振、冨田選手はサードゴロに倒れ、2アウトランナー2塁に。及川選手はフォアボールで、2アウトランナー1・2塁に。しかし、松本選手は三振に倒れ、得点できず（横4－5明）。
・4回表の明豊の攻撃：先頭の代打の安保選手はセカンドゴロ、野上選手はピッチャーゴロに倒れ、2アウトに。表選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。宮川選手はフォアボールで2アウトランナー1・2塁のチャンスに。布施選手はショートへの内野安打で、2アウトランナー満塁のチャンスに広げる。野辺選手は出塁し、1点追加（横4－6明）。2アウトランナー満塁の場面、薮田選手はライトへの長打ヒットを放ち、3点追加（横4－9明）。2アウトランナー3塁の場面、青地選手は三振に倒れ、チェンジ（横4－9明）。明豊は4得点と一挙に横浜を突き放す。
・4回裏の横浜の攻撃：明豊は若杉投手から大畑投手に交代。先頭の山口選手は三振、庄子選手はセカンドゴロ、内海選手はピッチャーゴロ、と三者凡退に倒れる（横4－9明）。
・5回表の明豊の攻撃：先頭の成田選手はフォアボールで1塁に出塁。続く大畑選手は送りバントをするが失敗し、1アウトに。野上選手はショートゴロに倒れ、2アウトランナー2塁に。表選手はレフトへ長打ヒットを放ち、1点追加（横4－10明）。2アウトランナー2塁の場面、宮川選手はライトヒットを放つと、そのまま2塁へ進塁を試みるがアウトになり、チェンジ（横4－10明）。明豊さらに1点追加。
・5回裏の横浜の攻撃：先頭の津田選手はショートへの内野安打で、1塁に出塁。小泉選手はライトフライ、吉原選手は三振に倒れ、2アウトに。冨田選手の打席、1塁ランナーが2塁へ盗塁し、2アウトランナー2塁のチャンスをつくる。冨田選手はフォアボールで、2アウトランナー1・2塁に。及川選手はフォアボールで、2アウトランナー満塁のチャンスに。しかし、続く代打の度会選手はライトフライに倒れ、得点できず（横4－10明）。
・6回表の明豊の攻撃：横浜は松本投手から木下投手に交代。先頭の布施選手はライトフライ、野辺選手は三振、薮田選手はライトフライ、と三者凡退に倒れる（横4－10明）。
・6回裏の横浜の攻撃：先頭の山口選手は三振、庄子選手はセンターフライに倒れ、2アウトに。内海選手はライトヒットを打ち、1塁に出塁。続く津田選手は内野安打で、2アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。小泉選手はフォアボールで、2アウトランナー満塁に。しかし、2塁ランナーが走塁アウトになり、得点できず（横4－10明）。・7回表の明豊の攻撃：先頭の青地選手は三振、成田選手は三振、大畑選手はキャッチャーへのファールフライ、と三者凡退に倒れる（横4－10明）。
・7回裏の横浜の攻撃：先頭の吉原選手はライトへホームランを放ち、1点返す（横5－10明）。冨田選手はセンターへ長打ヒットを放ち、0アウトランナー2塁のチャンスをつくる。及川選手はセンターフライに倒れ、1アウトランナー3塁に。木下選手はサードゴロ、山口選手はサードゴロに倒れ、チェンジ（横5－10明）。横浜が1点返す。
－－－突き放す明豊－－－
・8回表の明豊の攻撃：先頭の野上選手はレフトヒットを打ち、1塁に出塁。続く表選手は送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。宮川選手はフォアボールで、1アウトランナー1・2塁に。布施選手はファールフライに倒れ、2アウトに。野辺選手はフォアボールで、2アウトランナー満塁に。薮田選手はセンターへ長打ヒットを放ち、3点追加（横5－13明）。横浜は及川投手に交代。2アウトランナー2塁の場面、後藤選手はデッドボールを受け、ランナー1・2塁に。成田選手はフォアボールで、2アウトランナー満塁に。大畑選手は三振に倒れ、チェンジ（横5－13明）。明豊がさらに突き放す。
・8回裏の横浜の攻撃：先頭の庄子選手は三振、内海選手は三振、津田選手はファーストゴロ、と三者凡退に倒れる（横5－13明）。
・9回表の明豊の攻撃：先頭の野上選手は三振に倒れ、続く表選手はフォアボールで1塁に出塁。宮川選手は三振に倒れ、2アウトに。伏せ選手の打席、1塁ランナーが2塁へ盗塁し、チャンスをつくる。しかし、布施選手は三振に倒れ、得点できず（横5－13明）。
・9回裏の横浜の攻撃：先頭の小泉選手は三振に倒れるが、続く吉原選手はレフトヒットを打ち、1塁に出塁。冨田選手は三振に倒れ、2アウトに。及川選手はライトヒットを打ち、2アウトランナー1・3塁に。しかし、代打の明沢選手は三振に倒れ、試合終了（横5－13明）。
（横＝横浜、明＝明豊）
（試合展開は、実際と異なる場合があります）
明豊が13－5で横浜に勝利しました。
試合は、序盤は横浜がリードしましたが、明豊が逆転して突き放す展開でした。
明豊の応援（1塁側）は、青色がベースで、ピンクのポンポンが特徴的で、「アフリカン・シンフォニー」「We will rock you」「パラダイス銀河」「see off」「モンキーターン」「サンバ・デ・ジェネイロ」「バンビーノ」「ルパン」「紅」などのブラスバンド、チア応援があり、「テレビで応援頑張ります！勝って勝って勝ち進め！」「出場おめでとう！勝ち進んで優勝目指せ！」「絶対勝てる！ガンバレ明豊！」「テレビの前で応援しています。がんばれ明豊高校」「明豊打線をみせつけろー！」「みなさんの雄姿、九州から応援してます！」といった応援メッセージがありました。
横浜の応援（3塁側）は、黄色のメガフォンが特徴で、「ヤマト」などのブラスバンド応援があり、「スタンドから応援してます。今年こそ優勝だ！がんばれー」「春の頂点へ向かって頑張れ！」「5年ぶりの出場おめでとう!!」「勝ち進め！そして優勝だー！」「横浜から応援しています。必ず勝って！」といった応援メッセージがありました。
試合は11時27分に始まり、14時12分に終了し、観客数は約41,000人でした。