第100回 全国高等学校野球選手権記念大会 3回戦「下関国際 － 木更津総合」が大会13日目の8月17日（金）、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で行われました。
天気は晴れ。
山口代表の下関国際（一塁側）は先攻。2年連続2回出場の私立校。第90回記念選抜高等学校野球大会は初戦の2回戦敗退。今大会の地方大会は、初戦の長門に9－0で7回コールド勝利、下関西に10－0で6回コールド勝利、準々決勝は光に8－4で延長10回の末に勝利、準決勝は宇部工に8－1で7回コールド勝利、決勝は宇部鴻城に5－0で勝利。甲子園の初戦（1回戦）は花巻東（岩手）に4－2で勝利、2回戦は創志学園（岡山）に5－4で勝利。
東千葉代表の木更津総合（三塁側）は後攻。3年連続7回出場の私立校。地方大会は、初戦の成東に12－5で7回コールド勝利、検見川に6－0で勝利、千葉北に8－0で8回コールド勝利、準々決勝は千葉商に5－0で勝利、準決勝は東海大市原望洋に9－2で勝利、決勝は成田に10－2で勝利。甲子園の初戦（1回戦）は敦賀気比（福井）に10－1で勝利、2回戦は興南（沖縄）に7－0で勝利。
ともに、甲子園で3戦目となります。
・1回表の下関国際の攻撃：先頭の浜松選手はライトヒットで出塁（1塁）。甲山選手はライトヒットを打ち、0アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。しかし、川上選手はショートゴロ、鶴田選手はファーストフライ、吉村選手は三振に倒れ、得点できず（下0－0木）。
・1回裏の木更津総合の攻撃：先頭の東選手は三振に倒れるものの、続く神子選手はレフトヒットで出塁（1塁）。山中選手はデッドボールを受け、1アウトランナー1・2塁に。しかし、野尻選手は打ち取られダブルプレーになり、得点できず（下0－0木）。
・2回表の下関国際の攻撃：先頭の木村選手はデッドボールを受け、1塁に出塁。続く西山選手はバントをすると、守備のエラーにより、0アウトランナー1・3塁に。品川選手は出塁し、1点先制（下1－0木）。0アウトランナー1・2塁の場面、佐本選手はファーストゴロに倒れるが、1アウトランナー2・3塁に。浜松選手はレフトヒットを打ち、1点追加（下2－0木）。1アウトランナー1・3塁の場面、甲山選手の打席に1塁ランナーが2塁へ盗塁するが失敗し、2アウトランナー3塁に。甲山選手はファーストゴロに倒れ、チェンジ（下2－0木）。下関国際が先制点を奪う。
・2回裏の木更津総合の攻撃：先頭の神山選手はファーストゴロ、太田選手はファーストフライ、田中選手は三振と、三者凡退に倒れる（下2－0木）。
・3回表の下関国際の攻撃：先頭の川上選手はライトフライ、鶴田選手はフォアボールで出塁（1塁）。吉村選手は打ち取られダブルプレーとなり、チェンジ（下2－0木）。――木更津総合の反撃――
・3回裏の木更津総合の攻撃：先頭の大曽根選手は三振、根本選手は三振に倒れ、2アウトに。東選手は左中間へホームランを放ち、1点返す（下2－1木）。神子選手はセカンドゴロに倒れ、チェンジ（下2－1木）。木更津総合はホームランで1点差に迫る。
・4回表の下関国際の攻撃：先頭の木村選手はショートフライ、西山選手は三振、品川選手は三振と、三者凡退に倒れる（下2－1木）。
・4回裏の木更津総合の攻撃：山中選手はセンターヒットで出塁（1塁）。野尻選手はレフトヒットで、0アウトランナー2・3塁のチャンスに。しかし、神山選手は三振、太田選手はショートゴロに倒れると3塁ランナーは走塁アウトになり、2アウトランナー1・3塁に。田中選手はピッチャーゴロに倒れ、得点できず（下2－1木）。
・5回表の下関国際の攻撃：先頭の佐本選手は三振、浜松選手はライトフライ、甲山選手は三振に倒れ、三者凡退に（下2－1木）。
・5回裏の木更津総合の攻撃：先頭の大曽根選手は三振に倒れるものの、続く根本選手はサードへの内野安打で出塁（1塁）。東選手はデッドボールを受け、1アウトランナー1・2塁に。神子選手は三振、山中選手はサードへのファールフライに倒れ、チェンジ（下2－1木）。
・6回表の下関国際の攻撃：先頭の川上選手はセンターヒットで出塁（1塁）。鶴田選手はショートフライ、吉村選手はサードゴロに倒れ、2アウトに。木村選手はフォアボールで2アウトランナー1・2塁に。しかし、西山選手は三振に倒れ、得点できず（下2－1木）。
・6回裏の木更津総合の攻撃：先頭の野尻選手はセンターフライ、神山選手は三振に倒れ、2アウトに。太田選手はセンターへ長打ヒットを放ち、2アウトランナー3塁のチャンスをつくる。しかし、田中選手は三振に倒れ、得点できず（下2－1木）。
・7回表の下関国際の攻撃：先頭の品川選手はショートゴロ、佐本選手は三振、浜松選手は三振と、三者凡退に倒れる（下2－1木）。
・7回裏の木更津総合の攻撃：先頭の大曽根選手はセンターヒットで出塁（1塁）。代打の古川選手は送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。しかし、東選手はファールフライに倒れると、2塁ランナーはタッチアップで3塁に向かうもアウトになり、チェンジ（下2－1木）。――下関国際が追加点を――
・8回表の下関国際の攻撃：木更津総合は篠木投手に交代。先頭の甲山選手はフォアボールで出塁（1塁）。川上選手の打席、1塁ランナーは2塁へ盗塁。川上選手は送りバントを決め、1アウトランナー3塁のチャンスに。鶴田選手はヒットを打ち、1点追加（下3－1木）。1アウトランナー1塁の場面、吉村選手は送りバントをするが失敗し、2アウトに。木村選手はライトヒットを打ち、2アウトランナー1・2塁に。西山選手はレフトフライに倒れ、チェンジ（下3－1木）。下関国際は1点追加し、リードを広げる。
・8回裏の木更津総合の攻撃：先頭の神子選手はショートゴロに倒れ、山中選手はフォアボールで出塁（1塁）。野尻選手はセンターフライに倒れ、2アウトに。神山選手はレフトヒットを打ち、2アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。太田選手はフォアボールで、2アウトランナー満塁に。しかし、代打の松山選手はセカンドゴロに倒れ、得点できず（下3－1木）。
・9回表の下関国際の攻撃：先頭の品川選手はライトヒットで出塁（1塁）。佐本選手は送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。浜松選手はライトへ長打ヒットを放ち、1点追加（下4－1木）。1アウトランナー2塁の場面、甲山選手はセンターフライ、川上選手は三振に倒れ、チェンジ（下4－1木）。下関国際は3点差にリードを広げる。
・9回裏の木更津総合の攻撃：先頭の大曽根選手はセンターフライに倒れるものの、続く代打の冨島選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。東選手は打ち取られダブルプレーになり、試合終了（下4－1木）。
（下＝下関国際、木＝木更津総合）
（試合展開は、実際と異なる場合があります）
下関国際が4－1で木更津総合に勝利しました。
下関国際が先制し追加点を入れ、流れを引き寄せました。木更津総合も反撃し、再三チャンスをつくりますが活かすことができず、流れは下関国際にいき、下関国際が勝利しました。
下関国際の応援は、青色と赤色のメガフォンが特徴で、「戦闘開始」「狙い打ち」「モンキーターン」「紅」「V-ROAD」「アフリカン・シンフォニー」「サウスポー」「宇宙戦艦ヤマト」「タッチ」「ルパン」などのブラスバンド、チア応援があり、「全国制覇目指して突っ走って下さい!!」「下関国際のファンになりました！熱いプレー期待しています！」「チーム一丸となって勝利を掴みとってください！」「下関国際がんばれ!!!」「本州の西端から怒涛の攻撃。頑張れ下関国際」「下関国際後悔のない試合ができますように！応援しています！」「努力の姿、いつも見ています！フルスイング山口！」「もっと上へ！国際魂！」「下関国際頑張れ!!!」「いつも応援しています！頑張れ山口県代表！」といった応援メッセージがありました。
木更津総合の応援は、オレンジ色が特徴的で、「宇宙戦艦ヤマト」「アフリカン・シンフォニー」「トリトン」「紅」「情熱大陸」「サンバデジェネイロ」（アゲアゲホイホイ）「必殺仕事人」などのブラスバンド、チア応援があり、「勝利の全力校歌を再び甲子園で響かせて下さい！」「応援歌とても素敵です。磐田市から応援してますー!!」「目指せ全国制覇 スタンドから応援しています！」「甲子園で全力で戦ってきてください!!!」「全力校歌を甲子園に響かせてください！がんばれ木総ナイン！」「1球に集中 悔いのない試合を 頑張れ 木総!!」「母校の健闘を甲子園で初めて見ます！頑張れ木総!!」「「一生懸命であきらめない野球」で勝ち進もう!!」「木更津から甲子園まで応援に行くからね！頑張れー!!木総!!!」「木更津総合魂見せてください！頑張って！」「全力の校歌を楽しみにしています！がんばれ木更津総合！」「全力校歌大好きです!!!全力応援するので頑張って下さい。」「総合らしい野球をしてください!!頑張れ,総合!!」といった応援メッセージがありました。
試合は12時55分に始まり、14時51分に終了し、観客数は約36,000人でした。