一方的な展開になった、「龍谷大平安 - 八戸学院光星」(第100回 夏の甲子園~全国大会 2回戦~)

 第100回 全国高等学校野球選手権記念大会 2回戦龍谷大平安 - 八戸学院光星」が大会11日目の8月15日(水)、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われました。

 天気は晴れ。

 京都代表の龍谷大平安(一塁側)は先攻4年ぶり34回出場の私立校。地方大会は、初戦の京都八幡に9-2で7回コールド勝利東稜に10-0で6回コールド勝利大谷に21-0で5回コールド勝利、準々決勝は乙訓に11-0で5回コールド勝利、準決勝は東山に8-1で8回コールド勝利、決勝は立命館宇治に11-0で勝利。甲子園の初戦(1回戦)は鳥取城北(鳥取)に3-2で勝利
 青森代表の八戸学院光星(三塁側)は後攻2年ぶり9回出場の私立校。地方大会は、初戦の八戸工に8-1で7回コールド勝利五所川原に7-0で7回コールド勝利、準々決勝は大間に10-0で6回コールド勝利、準決勝は青森山田に15-7で7回コールド勝利、決勝は聖愛に6-4で勝利。甲子園の初戦(1回戦)は明石商(西兵庫)に9-8で勝利
 ともに、甲子園で2戦目となります。

・1回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の水谷選手は三振、安井選手はサードゴロ、松本選手はライトフライと、三者凡退に倒れる(平0-0八)
・1回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の近藤選手はセカンドゴロ、武岡選手はファーストゴロに倒れ、2アウトに。長南選手はフォアボールで出塁(1塁)。東選手は三振に倒れ、チェンジ(平0-0八)
・2回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の松田選手はレフトヒットで出塁(1塁)。馬場選手は出塁し、0アウトランナー1・2塁に。田島選手は送りバントを決め、1アウトランナー2・3塁のチャンスに広げる。佐野選手は打ち取られるが、守備のフィルダースチョイスにより、1点先制(平1-0八)。なおも、1アウトランナー1・3塁の場面、小寺選手はヒットを打ち、1点追加(平2-0八)。1アウトランナー1・3塁の場面、北村(涼)選手の打席、1塁ランナーが2塁へ盗塁。北村(涼)選手は出塁し、1点追加(平3-0八)。1アウトランナー1・3塁の場面、水谷選手の打席、1塁ランナーは2塁へ盗塁するも失敗し、2アウトランナー3塁に。水谷選手は三振に倒れ、チェンジ(平3-0八)龍谷大平安が初回から3点先制

・2回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の下山選手はデッドボールを受け、1塁に出塁。続く矢野選手は送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。但井選手はレフトヒットを打ち、1点返す(平3-1八)。1アウトランナー1塁の場面、秋山選手はショートゴロ、福山選手は三振に倒れ、チェンジ(平3-1八)八戸学院光星はすぐに1点返す

――八戸学院光星が反撃するが、龍谷大平安は突き放す――

・3回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の安井選手はレフトへ長打ヒットを放ち、0アウトランナー2塁のチャンスをつくる。続く松本選手はライトヒットを打ち、0アウトランナー1・3塁に。松田選手はショートへの内野安打で、1点追加(平4-1八)。ここで、八戸学院光星は成田投手に交代。0アウトランナー1・2塁の場面、馬場選手は送りバントを決め、1アウトランナー2・3塁のチャンスに広げる。続く田島選手はライトヒットを打ち、2点追加(平6-1八)。1アウトランナー1塁の場面、佐野選手はレフトヒットを打ち、1アウトランナー1・2塁のチャンスに。小寺選手はセカンドゴロに倒れるが2アウトランナー2・3塁に。北村(涼)選手の打席、三塁ランナーがホームスチールを狙うがアウトになり、チェンジ(平6-1八)龍谷大平安が突き放す

・3回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の近藤選手はセンターフライに倒れる。武岡選手はフォアボールで出塁(1塁)。長南選手はフォアボールで、1アウトランナー1・2塁に。東選手はファーストゴロに倒れるが、2アウトランナー2・3塁に。しかし、下山選手はサードゴロに倒れ、得点できず(平6-1八)
・4回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の北村(涼)選手はライトフライ、水谷選手はレフトフライ、安井選手はセカンドライナーと、三者凡退に倒れる(平6-1八)
・4回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の矢野選手は三振、但井選手はライトフライ、秋山選手はライトフライと、三者凡退に倒れる(平6-1八)
・5回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の松本選手はキャッチャーゴロに倒れ、松田選手はフォアボールで出塁(1塁)。馬場選手はファーストへのファールフライ、田島選手はライトフライに倒れ、チェンジ(平6-1八)
・5回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の成田選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。近藤選手はセカンドゴロに、武岡選手は三振に倒れ、1塁ランナーが2塁へ盗塁するが失敗し、チェンジ(平6-1八)
・6回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の佐野選手はショートゴロ、小寺選手はセカンドゴロ、北村(涼)選手はピッチャーゴロに倒れ、三者凡退に(平6-1八)
・6回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の長南選手は三振、東選手はフォアボールで出塁(1塁)するが、下山選手は打ち取られダブルプレーとなり、チェンジ(平6-1八)

・7回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の水谷選手はライトフライに倒れるものの、続く安井選手はレフトヒットで出塁(1塁)。松本選手はレフトへ長打ヒットを放ち、1アウトランナー2・3塁のチャンスをつくる。松田選手はファールフライに倒れるが、馬場選手はセカンドへの内野安打で、2点追加(平8-1八)。2アウトランナー1塁の場面、田島選手はサードゴロに倒れ、チェンジ(平8-1八)龍谷大平安がさらに突き放す

・7回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の矢野選手はセンターヒットで、1塁に出塁。但井選手はサードゴロに倒れるが、1アウトランナー2塁に。秋山選手はライトフライに倒れ、2アウトに。代打の豊田選手はセカンドゴロに倒れ、得点できず(平8-1八)

――龍谷大平安は止まらない――

・8回表の龍谷大平安の攻撃:八戸学院光星は中村投手に交代。先頭の佐野選手は三振に倒れるが、続く小寺選手はセンタヒットで出塁(1塁)。北村(涼)選手は送りバントを決め、2アウトランナー2塁のチャンスをつくる。水谷選手はセンターへ長打ヒットを放ち、1点追加(平9-1八)。2アウトランナー2塁の場面、安井選手はレフトヒットを打ち、1点追加(平10-1八)。2アウトランナー1塁の場面、松本選手はライトフライに倒れ、チェンジ(平10-1八)龍谷大平安はさらに追加点を入れる

・8回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の近藤選手はレフトヒットで出塁(1塁)。代打の松谷選手はセンターフライ、長南選手はセカンドフライ、東選手は三振に倒れ、チェンジ(平10-1八)
・9回表の龍谷大平安の攻撃:先頭の松田選手はライトヒットを打ち、1塁に出塁。馬場選手はレフトヒットを打ち、0アウトランナー1・2塁のチャンスをつくる。田島選手は送りバントを決め、1アウトランナー2・3塁のチャンスに広げる。佐野選手はショートライナーに倒れ、2アウトに。小寺選手はライトヒットを打ち、2点追加(平12-1八)。2アウトランナー1塁の場面、北村(涼)選手はフォアボールで、ランナー1・2塁に。水谷選手はデッドボールを受け、2アウトランナー満塁に。安井選手はセンターヒットを打ち、2点追加(平14-1八)。松本選手はショートライナーに倒れ、チェンジ(平14-1八)

・9回裏の八戸学院光星の攻撃:先頭の代打の吉田選手はサードゴロに倒れるが、矢野選手はレフトヒットで出塁(1塁)。但井選手の打席、1塁ランナーは牽制でアウトになり、2アウトランナーなしに。但井選手はセンターフライに倒れ、試合終了
(平=龍谷大平安、八=八戸学院光星)
(試合展開は、実際と異なる場合があります)

 龍谷大平安が14-1で八戸学院光星に勝利しました。

 試合は、龍谷大平安の一方的な展開になりました。

 龍谷大平安の応援は、人文字の「H」に赤のポンポンが特徴で、「あやしい曲」などのブラスバンドチア応援があり、「京都に深紅の優勝旗を」「龍谷大平安!100勝おめでとう!次も勝利へ!」「おなじ近畿として応援します」「100回大会を現地から応援できて幸せです。頑張れ平安!」「頑張れ平安!目指せ頂点!」「平安高校頑張って下さい」「100回大会での100勝、おめでとうございます!」といった応援メッセージがありました。

 八戸学院光星の応援は、黄色のメガフォンが特徴的で、「ルパン」「see off」などのブラスバンド応援があり、「応援してます!頂点まで突き進んでください!」「光星の卒業生です!頑張れ後輩達!!」「青森県勢初の優勝を!!頑張って!」「がんばってください福山から応援しています」「青森から応援しまいます。がんばれ光星!!」「お盆で帰省し、テレビから応援しています。光星ファイト!」「胸を張ってバットを振ってきてください青森から全力応援してます」「応援しています」「光星の野球が好きだから~全員野球で頑張ってください!」「甲子園で応援してます!目指せ優勝!」といった応援メッセージがありました。

 試合は16時58分に始まり、19時15分に終了し、観客数は約29,000人でした。

 ナイター試合になり、帰る時には辺りは暗くなっていました。