ブラバンでも有名な豪華すぎる内容で楽しめた、「ブラバン!甲子園ライブ~関西編~」

 大阪フェスティバルタワーフェスティバルホール(大阪府大阪市)で4月22日(日)、「ブラバン!甲子園ライブ~関西編~」が開催されました。

 今回のブアバン!甲子園関西からの
天理高校
龍谷大平安高校
市立尼崎高校
大阪桐蔭高校
智辯学園高校
智辯和歌山高校
と甲子園でも有名どころが集まった魅力的なブラバン!甲子園ライブとなりました。

 MCは高校野球大好き芸人のいけだてつや氏と高校野球ブラバン応援研究家の梅津 有希子氏。

 はじめに、全国高等学校野球選手権大会ファンファーレがあり、出場校合同演奏の「栄冠は君に輝く」の迫力ある演奏で楽しめました。

 その後、各校のブラバンが楽しめました。

天理高校

・甲子園出場:春選抜大会21回、夏選手権28回
 1954年創立。「高等学校としての普通教育を施すと共に、陽気ぐらし世界実現のため、天理教の教えをもって人類・社会に貢献できる有為な人材を育成すること」を目指し、社会のあらゆる分野で活躍する多くの人材を輩出。吹奏楽部は80年以上の伝統を持ち、「心に訴える演奏」をモットーに学校行事の他、地域活動にも積極的に取り組んでいる。
・注目ポイント:戦前から何度も全日本吹奏楽コンクールに出場し、多数の名演奏で日本の吹奏楽界をリードしてきた伝統ある吹奏楽部。高校野球の応援で、ヒットや得点時に多くの学校が演奏するあまりにも有名なファンファーレは、同校発祥。明応援曲「ワッショイ」とともに、高校野球応援でもレジェンド的存在だ。

ワッショイ」や「ファファーレ」などがいい感じでした。

龍谷大平安高校

・甲子園出場:春選抜大会40回、夏選手権33回
 1876年創立。140年を超える歴史を誇り、「ことばを大切に じかんを大切に いのちを大切に」という三つの「大切」を掲げ、これらを生徒の“心”とし“生き方”としている。「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育てる。創部92年目を迎える同校吹奏楽部は様々な場所で演奏会を行うなど精力的に活動を行う。
・注目ポイント:野球部は甲子園出場春夏通算73回という、全国最多記録を誇る古豪。アルプススタンドに浮かび上がる巨大な「H」の人文字は、甲子園名物としてあまりにも有名だ。応援はオリジナル曲にこだわり、中でも、高校野球ファンから「怪しいボレロ」と呼ばれる「怪しい曲」が代表的で、人気が高い。

 龍谷大平安の「怪しい曲」はやはりいい! 他にも「Baseball Swing」や「負けてたまるか」「線路は続くよどこまでも」などの応援曲も楽しめました。

市立尼崎高校

・甲子園出場:夏選手権2回
 1913年創立。「正しく、強く、美しく」を校訓に挙げ、心身ともに健やかな人間の育成を期して行う。吹奏楽部は1958年に創部、日頃から地域に愛されるクラブを目指して活動。“より美しいサウンド”を作ることを目標に掲げ、日々『音楽』を学び、感動を与えられる演奏ができるよう、部員一同練習に励んでいる。
・注目ポイント:一昨年、33年ぶりに夏の甲子園に出場したのが記憶に新しい市尼。実は、吹奏楽部は長年にわたり、沖縄代表校の応援を担当している。遠方の吹奏楽部が甲子園に来るには、多額の経費がかかることから、沖縄出身の吹奏楽部総監督・羽地靖隆氏率いる同部が毎回友情応援。指笛が響く応援は、沖縄アルプスならではの光景だ。

 沖縄代表を応援する、沖縄の曲の演奏「ハイサイおじさん」や「オジー自慢のオリオンビール」、「浦商サンバ」などの沖縄代表独特の応援や「アゲアゲホイホイ」も楽しめました。

大阪桐蔭高校

・甲子園出場:春選抜大会10回、夏選手権9回
 1983年創立。「徳・知・体を鼎の三本の足に喩え、その健やかな成長が碩量すなわち優れた人物を育てる」を教育理念と掲げる。これまで数々のプロ野球選手を輩出し、第90回記念選抜高等学校野球大会では、2年連続3回目の優勝となった。吹奏楽部は音楽を通して豊かな人間性を育むとともに、勉学との両立をはかりながら、目標達成に向け実践力を養っている。
・注目ポイント:高校野球界の横綱・最強野球部の応援のため、2005年に創設された吹奏楽部。創部わずか2年目で全日本吹奏楽コンクールに出場。現在まで毎年のように出場し続けている、関西吹奏楽界の雄。野球部が甲子園に出場するたびに新しい応援曲を取り入れることでも知られ、美しくシンフォニックな響きは、アルプススタンドでも健在だ。

 顧問の先生の面白いトークもあり、「Happiness」も聞けました。「You are スラッガー」や「ウィリアム・テル」、「かっせー! パワプロ」などが楽しめました。

智辯学園高校

・甲子園出場:春選抜大会12回、夏選手権18回
 1965年創立。「愛のある教育」という教育の原点を求め、人間精神の根源に立ち返ることを教育理念として、「誠実・明朗」の教育目標を掲げる。正しい礼儀、端正な服装を奨励し、何事にも自信を持って颯爽と振る舞える若者の育成を目指す。また、心身ともに健康で、使命感を持つ、誠実な人間の育成を目標とする。吹奏楽部は甲子園での演奏時、野球部の選手たちが力を存分に発揮できるようサポートすることを心掛けている。
・注目ポイント:甲子園出場通算30回を誇る、いわずと知れた野球の名門校。兄弟校である智辯和歌山とともに、アルプスを覆う白×赤の「C」の人文字が有名だ。応援曲は、オリジナル曲や独自の選曲にこだわり、少人数ながらも熱のこもった演奏は必聴。今夜は、息のぴったり合った応援団とチアリーディングが華を添える。

 「サンバ・テンペラード」や「アフリカン・シンフォニー」などが楽しめました。

智辯和歌山高校

・甲子園出場:春選抜大会12回、夏選手権22回
 1978年創立。設立母体は智辯学園中学・高等学校であり、「誠実・明朗」を教育目標とし、持てる能力の最大開発と、人や物を大切にする心、感謝の心、使命感に燃える人間の育成を目指す。“情感をはぐくむ教育”を実践し、美しいもの、すぐれたものに接して感動する心豊かな人間の育成を図る。第90回記念選抜高等学校野球大会では、準優勝を果たす。
・注目ポイント:今や多くの学校が球場で演奏する「アフリカン・シンフォニー」を広めたことでも知られる。高校野球ファンから“魔曲”と呼ばれる「ジョックロック」をはじめ、オリジナル曲も多く、アルプスが一体感で包まれる応援の虜になる人も多数。今センバツで初披露し、逆転劇を後押しした新曲「Miracle Shot」にも注目だ。

 「アフリカン・シンフォニー」や「エル・クンバンチェロ」、新曲「Miracle Shot」などが楽しめました。

 智辯学園と智辯和歌山は同時に行い、魔曲と言われる「ジョックロック」の聞き比べなども楽しめました。

 最後に合同演奏で「アフリカン・シンフォニー」のこれまた迫力ある演奏が楽しめました。
 アンコール的な流れで本当の最後に(笑)に「エル・クンバンチェロ」が最後の最後に楽しめました。

 甲子園でも常連校・強豪校・有名校と豪華な出場校で、多くの人がこのブラバンライブを楽しんでいました。