接戦で延長戦にもつれ込んだ白熱した展開だった、第70回 春季関東地区高校野球大会「日大三 – 桐光学園」(1回戦)

 第70回 春季関東地区高等学校野球大会が5月19日(土)から5月23日(水)まで千葉県の3つの球場で開催されました。

 1回戦日大三 - 桐光学園」の試合が5月19日(土)、千葉県野球場(千葉県千葉市)で行われました。

 両校とも初戦となる関東地区大会。日大三(一塁側)は先攻、東京都大会1位。桐光学園(三塁側)は後攻、神奈川県大会2位。

 日大三の1回表は、先頭の1番バッターがレフトフライ、2番バッターはセンターフライ、続く3番バッターはショートフライと三者凡退に倒れる(日 0 – 0 桐)
 桐光学園の1回裏は、先頭の1番バッターがレフトへ2塁打を放ち、0アウトからチャンスをつくる。続く2番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー3塁のチャンスに広げる。しかし、続く3番バッターは三振、4番バッターはサードゴロに倒れ、先制点を奪えず(日 0 – 0 桐)
 2回表の日大三は、先頭の4番バッターが右中間への2塁打を放ち、チャンスをつくるが、後続がライトフライ、レフトフライ、センターフライに倒れ、得点できず(日 0 – 0 桐)
 2回裏の桐光学園は、三振、三振、セカンドゴロと三者凡退に倒れる(日 0 – 0 桐)
 日大三の3回表は、先頭の8番バッターがレフトヒットで出塁(1塁)。続く9番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。1番バッターはショートフライに倒れ、2番バッターはデッドボールを受け、2アウトランナー1・2塁に。3番バッターはライトフライに倒れ、得点できず(日 0 – 0 桐)
 桐光学園の3回裏は、先頭の8番バッターがセンターヒットで1塁に出塁。続く9番バッターは3バント失敗。1塁ランナーが2塁に盗塁し、続く1番バッターはセカンドゴロになるが、守備のエラーにより、桐光学園が1点先制する(日 0 – 1 桐)。2番バッターは三振。1塁ランナーが盗塁し、3番バッターはフォアボールで2アウトランナー1・2塁のチャンスに。4番バッターはサードへの内野安打で、さらに1点追加(日 0 – 2 桐)。5番バッターはセカンドゴロに倒れ、チェンジ(日 0 – 2 桐)。桐光学園が2点先制する。

 先制を許した日大三の4回表は、三振、ショートゴロ、ショートゴロと三者凡退に倒れる(日 0 – 2 桐)
 4回裏の桐光学園は、先頭の6番バッターがセカンドゴロに倒れるが、続く7番バッターはセンターヒットで出塁(1塁)。8番バッターは送りバントを決め、2アウトランナー2塁のチャンスをつくる。9番バッターはデッドボールを受け、2アウトランナー1・2塁に。1番バッターはピッチャーゴロに倒れ、チェンジ(日 0 – 2 桐)

――日大三が同点に追いつく――

 日大三の5回表は、先頭の7番バッターがライトヒットで1塁に出塁。続く8番バッターはライトへ三塁打を放ち、1点を返す(日 1 – 2 桐)9番バッターはレフトヒットを打ち、同点に追いつく(日 2 – 2 桐)。続く1番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。しかし、2番バッターは三振に、3番バッターはセカンドゴロに倒れ、チェンジ(日 2 – 2 桐)。日大三がついに同点に追いつく。

 同点に追いつかれた桐光学園の5回裏は、三振、セカンドゴロ、三振と三者凡退に倒れる(日 2 – 2 桐)
 6回表の日大三は、先頭の4番バッターがライトヒットで出塁(1塁)。5番バッターはヒットを打つがアウトになり、6番バッターはサードフライに倒れ、続く7番バッターはセンターフライに倒れ、チェンジ(日 2 – 2 桐)
 6回裏の桐光学園は、先頭の5番バッターがセカンドゴロ、続く6番バッターはセカンドゴロ、7番バッターは三振と三者凡退に倒れる(日 2 – 2 桐)
 日大三の7回表は、サードゴロ、三振、セカンドゴロと三者凡退に倒れる(日 2 – 2 桐)
 桐光学園の7回裏。日大三のピッチャが交代すると、センターフライ、三振、三振と三者凡退に抑えられる(日 2 – 2 桐)
 8回表の日大三。桐光学園はピッチャ交代し、三振、ショートゴロ、セカンドゴロと三者凡退に抑える(日 2 – 2 桐)
 8回裏の桐光学園は、先頭の2番バッターがショートへの内野安打で出塁(1塁)。続く3番バッターは送りバントをするが、ピッチャーへのフライとなる。4番バッターもバントをするが、キャッチャーフライに倒れ、2アウトランナー1塁のまま。その後、1塁ランナーが2塁へ盗塁し、代打の5番バッターは三振に倒れ、得点できず(日 2 – 2 桐)

――投手戦で同点のまま、延長戦へ――

 日大三の9回表は、先頭の5番バッターがショートゴロ、続く6番バッターはセンターヒットで出塁(1塁)。7番バッターはサードゴロに倒れ、代打の8番バッターはセーフティーバント失敗し、チェンジ(日 2 – 2 桐)
 桐光学園の9回裏。日大三のピッチャーが交代。先頭の6番バッターは三振、7番バッターはレフトフライに倒れ、8番バッターはセンターヒットで1塁に出塁。9番バッターはセーフティーバントを失敗しチェンジ、延長戦に突入(日 2 – 2 桐)

 10回表の日大三は、先頭の9番バッターがデッドボールを受け、出塁(1塁)。続く1番バッターは送りバントを失敗。2番バッターは送りバントを決め、2アウトランナー2塁のチャンスをつくる。3番バッターの打席でワイルドピッチにより、2塁ランナーが3塁へ進塁しチャンスを広げると、3番バッターはフォアボールで2アウトランナー1・3塁に。4番バッターの打席で、1塁ランナーが2塁に盗塁し、ランナー2・3塁のチャンスにすると、4番バッターはレフトヒットを打ち、2点入れて逆転し、ひっくり返した(日 4 – 2 桐)。続く5番バッターはセンターヒットを放ち、さらに1点追加(日 5 – 2 桐)。6番バッターはショートフライに倒れ、チェンジ(日 5 – 2 桐)。ついに日大三が逆転し、試合をひっくり返した。

 3点差となり苦しい展開になった中、同点に追いつかなければ負けが決定する桐光学園の10回裏は、先頭の1番バッターが三振に倒れるも、続く2番バッターはレフトヒットで出塁(1塁)。3番バッターはレフトへ2塁打を放ち、1点返す(日 5 – 3 桐)。代打の4番バッターはセンターフライに、5番バッターは三振に倒れ、試合終了(日 5 – 3 桐)
(日=日大三、桐=桐光学園)

 日大三が5 – 3で桐光学園に勝利しました。

 桐光学園の流れで先制するが、日大三も中盤に同点に追いつき、投手戦になり、延長戦に突入。10回に日大三が3点入れ、桐光学園の反撃しましたが1点止まりだったが、白熱した試合展開でした。

 両校とも応援は、ブラスバンド、チアはなく、口ラッパ応援でした。