初めて甲子園球場に行ったことで思い出したこと

 8月6日(木)から8日(土)まで、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催されていた「第97回全国高校野球選手権大会」を見に行ってきました。
 初めて甲子園の地で、生の高校野球を見て、現地の雰囲気に圧倒されながらも高校野球を楽しんできたことを、今では「楽しかったな~」っと思い出します(笑)。

 初めて甲子園球場内で高校野球観戦をした時は、すごく不思議な感覚になったことを覚えています。自分が「今、甲子園球場にいる」ということが、どこか不思議で信じられないような感じでした。
 これまでテレビで見ていた光景が、「今、自分の目の前に広がっており、その甲子園の空気を自分がその地にいて、その空気を吸っているんだ……」っと(笑)。

 こんな感覚、正直、しばらく忘れていたように思います。

 福井から東京に上京してきた頃は、(上京してから)しばらく(約1年間ぐらいだったかと)はこうした感覚がありました。「今、私は東京にいる。東京で生活している」と思うと、どこか不思議な感覚になっていたのを覚えています。大学時代、アメリカに行った時もそうでした。
 テレビ放送で東京での収録番組を見ていたら、「その東京に自分がいるんだ」「テレビで映っている場所は、ここからそう遠くなく数十分とかで行けるんだ」っと思うとどこか不思議な感覚になっていました(笑)。

 こうした感覚を、高校野球を見に甲子園に行った時に感じ、それは久しぶりに味わったように思います。

 この感覚は本当にいいもので、「また味わいたいな」って。
 様々なところに足を運び、様々なことに参加して見て体験するということは、貴重な財産に良い経験になり、大切なことを思い出させたりしてくれますね。