第48回 明治神宮野球大会 高校の部の2回戦「大阪桐蔭－駒大苫小牧」が2017年11月11日（土）、明治神宮野球場（東京都新宿区）で行われた。
先攻は駒大苫小牧（三塁側）、後攻は大阪桐蔭（一塁側）。
秋季高等学校野球大会の近畿地区代表の大阪桐蔭と北海道地区代表の駒大苫小牧。ともに甲子園優勝経験を持つ強豪校同士の対戦となった。
天気は晴れで、少し肌寒い天気。試合は8時開始。
1回表の駒大苫小牧は三者凡退。1回裏の大阪桐蔭も三者凡退。
駒大苫小牧は2回表、レフトヒットでランナーを1塁に出すが無得点。
2回裏の大阪桐蔭はランナー2塁のチャンスをつくるが得点できず。
3回表の駒大苫小牧は三者凡退。
3回裏の大阪桐蔭は、1アウトランナーなしから9番バッターがライトへの2塁打となるヒットを放つ。続く1番バッターがヒットを放ち、ランナー1・3塁に。その後、内野安打などがあり1アウト満塁とすると、3番バッターがセカンドゴロになるが、守備の送球エラーで大阪桐蔭が2点先制する。その後も1アウトランナー1・3塁の場面で、4番バッターがファーストゴロに打ち取られるが、ここでも守備の送球エラーで大阪桐蔭が1点追加し「3－0」。この回、大阪桐蔭が3点先制点を奪う。
――駒大苫小牧が反撃するが、大阪桐蔭も――
先制点を許した駒大苫小牧の4回表は、三者凡退。
4回裏の大阪桐蔭は、8番バッターが2アウトランナーなしからレフトへの2塁打を放つが得点できず。
駒大苫小牧は5回表、先頭の5番バッターがセンター越えの2塁打を放ち、続く6番バッターはライトヒットを放ち、0アウトランナー1・3塁のチャンスをつくる。そして、続く7番バッターはヒットを打ち、駒大苫小牧はここでようやく1点返し「3－1」とする。その後、2アウトランナー1・3塁とすると、ダブルスチールで1点返し「3－2」と1点差に迫る。この回、駒大苫小牧がついに反撃し、大阪桐蔭に1点差に迫った。
1点差に縮められた大阪桐蔭は5回裏、1アウトランナーなしの場面で、2番バッターがレフトへのホームランを放ち、1点追加し「4－2」と2点差に広げる。ここで、大阪桐蔭が突き放した。
駒大苫小牧の6回表。大阪桐蔭がピッチャーをエースに交代すると、駒大苫小牧の先頭の2番バッターにフォアボールを与えたが、その後は打ち取り0点に抑える。
大阪桐蔭は6回裏、1アウトランナーなしの場面で、7番バッターがレフトヒットで1塁に出塁すると、続く8番バッターもレフトヒットを打ち、1アウトランナー1・2塁のチャンスにするも、後続が続かず得点できず。
7回表の駒大苫小牧は三者凡退。
7回裏の大阪桐蔭は、左中間への2塁打（3番バッター）、フォアボール（4番バッター）で、1アウトランナー1・2塁にするも0点に。
駒大苫小牧の8回表は三者凡退。大阪桐蔭の8回裏も三者凡退。
ここで追いつけなければ負けとなる駒大苫小牧の9回表は、2アウトランナーなしから5番バッターがレフトヒットで1塁に出るが、6番バッターがレフトへのファールフライで試合終了。
大阪桐蔭が「4－2」で駒大苫小牧に勝利した。
大阪桐蔭、駒大苫小牧ともに、ブラスバンド応援はなく、大阪桐蔭は静か。駒大苫小牧は口ラッパ応援があった。
球場に試合開始8時30分ぎりぎりに到着すると、チケット売り場に長蛇の列が!? チケット売り場はバックネット裏の球場外にあるが、そこから、三塁側へと列ができて、レフト後方まで続いていた。