第99回 全国高等学校野球選手権大会が2017年8月8日(火)から23日(水)まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催された。
13日(日)(大会6日目)の第4試合は、2回戦「明豊(大分)-坂井(福井)」が行われた。
先攻は坂井(三塁側)、後攻は明豊(一塁側)。15時39分に試合が始まった。
坂井の1回表は、ランナー1・3塁のチャンスにするも得点できず。
明豊の1回裏は、ランナーを1塁に出すも0点に抑えられる。
2回表の坂井は0点に。2回裏の明豊は、ランナー1・2塁のチャンスをつくるも得点できず。
――明豊が先制する――
坂井は3回表、ランナー1・2塁にするも0点に抑えられる。
明豊は3回裏、ランナー2塁のチャンスの場面で、バッターはレフトへの長打を放ち、1点先制!?
先制を許した坂井は4回表、ランナー3塁に出すも得点できず。4回裏の明豊は、ランナー2塁にするも得点できず。
坂井の5回表は、ランナー2塁のチャンスで、バッターはセカンドゴロに倒れるが、守備のエラーで「1-1」の同点の追いつく!? 坂井の反撃で同点に追いついた。
同点に追いつかれた明豊は5回裏、ランナー1塁の場面で、バッターがセンターへの長打を放ち、すぐさま1点入れ「2-1」にする。その後も、ランナー1・3塁の場面で、バッターがライトヒットを打ち、1点追加(3-1)。さらに、ランナー1・2塁の場面で、バッターはレフトヒットを放ち、1点入れ、この回、一挙3点の猛攻で、「4-1」と3点リードに。
――ついに坂井が逆転し、ひっくり返した……が……――
突き放された坂井は6回表、ランナー1・2塁の場面で、バッターはレフトヒットで、1点返し「4-2」と2点差に迫る。さらに、攻撃が続き、ランナー2・3塁の場面で、バッターはヒットを放ち、「4-4」の同点に追いつく!? 坂井の攻撃が光った。
またもや同点に追いつかれた明豊は6回裏、ランナーを1塁に出すも得点できず。
坂井の7回表は、0点に抑えられる。明豊の7回裏は、初めての三者凡退に。
8回表の坂井は、2アウトランナー2・3塁のチャンスの場面で、バッターはサードゴロに打ち取られるが、守備のエラーで2点を入れ、「4-6」と逆転!? 坂井は初めて試合でリードを奪う。
追う展開になった明豊は8回裏、ランナー2塁の場面で、バッターが長打を放ち、1点を返し「5-6」と1点差に迫る。さらに、2ランホームランを放ち、逆転し「7-6」に!?
逆転され、同点に追いつかなければ負けが決定する9回表の坂井は、0点に抑えられ、試合終了。
試合は、明豊が「7-6」で坂井に勝利。
先制は明豊だったが、坂井が同点に追いつき、さらに、明豊が突き放すも坂井が再び同点に、さらに逆転する、取った取られた追いつき追い抜く展開だった。最後は、明豊が同点に追いつき、逆転2ランホームランで試合が決まった。
両校ともにブラスバンド応援があり、明豊は青色、坂井はオレンジ色が特徴的。坂井はチアはいないが、ブラスバンドがいい感じで、最終回の坂井の応援は迫力があった。
試合の合間には、
・明豊への応援メッセージ:「頑張れ明豊! 絶対勝てる!」、「明豊打線爆発させて勝利をつかみ取れ!」
・坂井への応援メッセージ:「がんばれーアルプスで声の限り応援します!」
などの応援メッセージが電光掲示板に流れた。
17時38分に終わり、約34,000人が観戦した。