第99回 全国高等学校野球選手権大会が2017年8月8日（火）から23日（水）まで、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催された。
12日（土）（大会5日目）の第2試合は、1回戦「日本文理（新潟県）－鳴門渦潮（徳島）」が行われた。
先攻は日本文理（一塁側）、後攻は鳴門渦潮（三塁側）。12時34分に試合が始まった。
日本文理が1回表、いきなり2ランホームランで2点先制!?
さらに2回表の日本文理は、1アウトランナー1・3塁の場面で、バッターがヒットを放ち2点追加（4－0）し、さらにライトヒットで1点追加（5－0）。しかも、その後2ランホームランでこの回、一挙5点追加し「7－0」と、まだ2回の時点で7点差の大量リードを奪う!?
何とか反撃したい鳴門渦潮だったが、2回裏は0点に抑えられ、打線は沈黙。
日本文理は3回表、初めての0点に抑えられた。
鳴門渦潮は3回裏、0アウトから初めてのヒットを放つ。その後、0アウトランナー2・3塁のチャンスになり、日本文理の守備のエラーで1点を返し、さらにもう1点返し、「7－2」と5点差に迫る反撃を見せる。
――流れは日本文理に――
日本文理の4回表は、初めての三振を取られ0点に。
4回裏の鳴門渦潮は、この回にも1点返し「7－3」に。その後も満塁のチャンスにするも、1点止まり。鳴門渦潮が流れを引き寄せようとしている感じだった。
投手戦が続き、8回表の日本文理は、1点を入れると、もう1点追加し「9－3」と鳴門渦潮を突き放す。
鳴門渦潮の8回裏は、0アウト満塁のチャンスで、1点返し「9－4」にするものの、その後、Wプレーを取られたりして1点止まり。
5点差と苦しい展開になった鳴門渦潮だったが、9回裏に1点返したところで、試合終了。
試合は、日本文理が「9－5」で鳴門渦潮に勝利。
序盤は日本文理の流れだったが、後半から鳴門渦潮が反撃する展開だった。
両校ともにブラスバンド応援があり、日本文理は組織的でブルーとイエローできれいだった。
15時04分に終わり、約46,000人が観戦した。