第100回 全国高等学校野球選手権記念大会 3回戦「二松学舎大附 － 浦和学院」が大会12日目の8月16日（木）、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で行われました。
天気は曇り。
東東京代表の二松学舎大附（一塁側）は先攻。2年連続3回出場の私立校。地方大会は、初戦の王子総合に8－5で勝利、成立学園に6－3で勝利、江戸川に12－0で5回コールド勝利、準々決勝は堀越に11－1で5回コールド勝利、準決勝は関東一に5－3で勝利、決勝は小山台に6－3で勝利。甲子園の初戦（2回戦）は広陵（広島）に5－2で勝利。
南埼玉代表の浦和学院（三塁側）は後攻。5年ぶり13回出場の私立校。地方大会は、初戦の盈進学園東野に7－0で7回コールド勝利、志木に11－0で5回コールド勝利、朝霞西に7－3で勝利、準々決勝は朝霞に11－4で7回コールド勝利、準決勝は聖望学園に7－0で勝利、決勝は川口に17－5で勝利。甲子園の初戦（2回戦）は仙台育英（宮城）に9－0で勝利。
ともに、甲子園で2戦目となります。
・1回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の右田選手は出塁（1塁）。揚野選手はフォアボールで、0アウトランナーー1・2塁に。平間選手は送りバントを決め、1アウトランナー2・3塁のチャンスに広げる。しかし、保川選手は三振に、畠山選手は三振に倒れ、得点できず（二0－0浦）。
・1回裏の浦和学院の攻撃：先頭の中前選手はショートゴロ、矢野選手はファーストゴロ、蛭間選手はライトフライと、三者凡退に倒れる（二0－0浦）。
・2回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の野村選手はファーストゴロ、有馬選手はファーストへの内野安打で出塁（1塁）。山田選手は三振に倒れ、1塁ランナーは2塁への盗塁失敗で、チェンジ（二0－0浦）。
・2回裏の浦和学院の攻撃：先頭の上野選手は三振に倒れるが、佐野選手はセカンドへの内野安打で出塁（1塁）。後藤選手はライトフライに、坪井選手はライトフライに倒れ、チェンジ（二0－0浦）。
・3回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の海老原選手は三振、右田選手はショートフライ、揚野選手はセカンドフライと、三者凡退に倒れる（二0－0浦）。――浦和学院が先制――
・3回裏の浦和学院の攻撃：先頭の畑選手はレフトヒットで出塁（1塁）。渡辺選手は送りバント失敗。中前選手はセンターへ長打ヒットを放ち、1点先制（二0－1浦）。矢野選手は1アウトランナー3塁の場面で、センターヒットを打ち、1点追加（二0－2浦）。1アウトランナー1塁の場面、蛭間選手は打ち取られダブルプレーとなり、チェンジ（二0－2浦）。浦和学院が先制点を奪う。
・4回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の蛭間選手はセンターヒットで出塁（1塁）。保川選手はライトへ長打ヒットを放ち、0アウトランナー2・3塁のチャンスをつくる。しかし、畠山選手は三振、野村選手は三振、有馬選手はショートゴロに倒れ、得点できず（二0－2浦）。
・4回裏の浦和学院の攻撃：先頭の上野選手はデッドボールを受け、1塁に出塁。佐野選手はセンターフライに。後藤選手の打席、1塁ランナーは2塁へ盗塁するが失敗し、2アウトランナーなしに。後藤選手はライトへ長打ヒットを放ち、2アウトランナー2塁のチャンスをつくる。坪井選手はフォアボールで、2アウトランナー1・2塁に。しかし、畑選手はセカンドゴロに倒れ、得点できず（二0－2浦）。
・5回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の山田選手はセカンドゴロ、代打の中沢選手は三振、右田選手はセンターフライに倒れ、三者凡退に（二0－2浦）。――浦和学院が突き放す――
・5回裏の浦和学院の攻撃：二松学舎大附は岸川投手に交代。先頭の渡辺選手はレフトへ長打ヒットを放ち、0アウトランナー2塁のチャンスをつくる。中前選手は送りバントを決め、1アウトランナー3塁のチャンスに広げる。矢野選手はヒットを打ち、1点追加（二0－3浦）。1アウトランナー1塁の場面、蛭間選手は長打ヒットを放ち、ランナー2・3塁のチャンスに。上野選手は三振に倒れ、2アウトに。佐野選手はフォアボールでランナー満塁に。後藤選手は出塁し、2点追加（二0－5浦）。2アウトランナー2・3塁の場面、坪井選手は三振に倒れ、チェンジ（二0－5浦）。浦和学院が突き放した。
・6回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の揚野選手はセカンドゴロ、平間選手はセンターヒットを打ち、1塁に出塁。保川選手は打ち取られダブルプレーとなり、チェンジ（二0－5浦）。
・6回裏の浦和学院の攻撃：先頭の畑選手はレフトフライ、渡辺選手はフォアボールで、1アウトランナー1塁に。中前選手はライトへ長打ヒットを放ち、ランナー2・3塁のチャンスをつくる。矢野選手はセンターへ犠牲フライを打ち、1点追加（二0－6浦）。2アウトランナー2塁の場面、蛭間選手はフォアボールでランナー1・2塁に。上野選手はセンターフライに倒れ、チェンジ（二0－6浦）。浦和学院が1点追加。
・7回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の畠山選手はサードゴロに倒れるが、続く野村選手はレフトヒットで出塁（1塁）。有馬選手はレフトフライ、山田選手はピッチャーゴロに倒れ、チェンジ（二0－6浦）。
・7回裏の浦和学院の攻撃：先頭の佐野選手は三振、後藤選手はファーストゴロ、小町選手はレフトフライと、三者凡退に倒れる（二0－6浦）。
・8回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の岸川選手はピッチャーゴロ、右田選手は三振、揚野選手は三振と、三者凡退に倒れる（二0－6浦）。
・8回裏の浦和学院の攻撃：先頭の畑選手はセンターヒットで出塁（1塁）。渡辺選手は送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。ここで、二松学舎大附は大庭投手に交代。中前選手はファーストゴロに、矢野選手はショートライナーに倒れ、得点できず（二0－6浦）。
・9回表の二松学舎大附の攻撃：先頭の平間選手は三振、保川選手はピッチャーゴロ、代打の堀川選手はセカンドゴロと、三者凡退に倒れ試合終了（二0－6浦）。
（二＝二松学舎大附、浦＝浦和学院）
（試合展開は、実際と異なる場合があります）
浦和学院が6－0で二松学舎大附に勝利しました。
浦和学院が先制し、そのまま浦和学院の流れで、一方的な試合展開になりました。
二松学舎大附の応援は、黄色のポンポンと緑のメガフォンが特徴で、「あまちゃん」「大進撃」「サウスポー」「アフリカン・シンフォニー」「夏祭り」「狙い打ち」「We will rock you」などのブラスバンド、チア応援があり、「今年は、優勝目指して頑張ってください!!」「学舎の野球を貫いて甲子園を楽しんで下さい。」「熱く全力で頑張って！」「東東京の頂点から全国の頂点へ、猛打で勝ち進んでください!!」「2年連続の東東京代表おめでとうございます！」「頑張れ、勝ち進んで！」「母校・二松学舎のパワフルなプレーが大好きです。レッツゴー二松」といった応援メッセージがありました。
浦和学院の応援は、全体的に赤色が特徴的で、「闘魂」「アフリカン・シンフォニー」などのブラスバンド、チア応援があり、「埼玉県で連覇を狙え！頑張れ浦学！」「浦学魂見せつけろ！ホームラン待ってるよ！」「みんなで全国制覇を掴みましょう！アルプス席で応援してます!!」「去年の夏に続き、埼玉の夏を盛りあげて下さい。浦学打線に期待！」「埼玉県勢の夏連覇に向けて頑張って下さい！」「浦学、頑張って下さい!!甲子園を楽しんで!!」「久しぶりの甲子園!!浦学絶対勝利！」「2年連続で埼玉に優勝旗を!!」「久しぶりの甲子園!!浦学絶対勝利！」といった応援メッセージがありました。
試合は10時29分に始まり、12時20分に終了し、観客数は約34,000人でした。