日大三の集中打が光った展開だった、春季東京都大会2018「日大三 – 日体大荏原」(3回戦)

 春季東京都高等学校野球大会(兼 関東地区高等学校野球大会出場校決定戦)が4月1日(日)から29日(日)まで開催されました。

 3回戦日大三 – 日体大荏原」の試合が4月8日(日)、明神宮第二球場(東京都新宿区)で行われました。

 日大三(一塁側)は後攻。初戦の2回戦は文京に6 – 4で勝利。日体大荏原(三塁側)は先攻。初戦の1回戦は国際基督教大高に4 – 0で勝利、2回戦の紅葉川に4 – 2で勝ち進んできました。。

 日体大荏原の1回表は、先頭の1番バッターがライトフライに倒れ、2番バッターはフォアボールで出塁(1塁)するも盗塁失敗し、2アウトに。3番バッターは三振に倒れ、チェンジ(三 0 – 0 荏)

――初回から日大三の集中打――

 日大三の1回裏は、先頭の1番バッターがライトヒットの2塁打を放ち、0アウトランナー2塁のチャンスをつくる。続く2番バッターはフォアボールでランナー1・2塁に。3番バッターはセンターへ犠牲フライを打ち、2塁ランナーが3塁へ。続く4番バッターはレフトヒットを打ち、1点先制(三 1 – 0 荏)。1アウトランナー1・2塁の場面で、5番バッターは右中間へのヒットを放ち、2点追加(三 3 – 0 荏)。さらに6番バッターは左中間へヒットを打ち、1点追加(三 4 – 0 荏)。ここで日大三はピッチャーを交代。7番バッターは内野安打で1アウトランナー1・3塁にすると、1塁ランナーが盗塁し、ランナー2・3塁のチャンスに。しかし、8番バッターはキャッチャーフライ、9番バッターは三振に倒れ、チェンジ(三 4 – 0 荏)。いきなり4点先制でリードする日大三。

 先制された日体大荏原は2回表、先頭の4番バッターがレフトへホームランを放ち、1点返す(三 4 – 1 荏)。続く5番バッターは三振に倒れるものの、6番バッターはレフトヒットを打ち、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。続く7番バッターはショートゴロに倒れるも、8番バッターはライトヒットを打ち、2アウトランナー1・3塁のチャンスにし、1塁ランナーが2塁へ盗塁。しかし、続く9番バッターがセカンドゴロに倒れ、チェンジ(三 4 – 1 荏)。日体大荏原はそれでも1点返した。
 2回裏の日大三は、先頭の1番バッターがフォアボールで出塁(1塁)するも、続く2番バッターはレフトフライに倒れ、3番バッターはフォアボールで1アウトランナー1・2塁に。続く4番バッターはセンターフライ、5番バッターはファーストゴロに倒れ、得点できず(三 4 – 1 荏)
 日体大荏原の3回表は、サードへのファールフライ、ピッチャーゴロ、ライトフライの三者凡退に倒れる(三 4 – 1 荏)
 日大三の3回裏は、先頭の6番バッターがセンターヒットを打ち、1塁に出塁。続く7番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。3番バッターはライトヒットを打ち、ランナー1・3塁のチャンスに広げる。9番バッターはフォアボールで、1アウト満塁に。しかし、後続がショートフライ、センターフライに倒れ、得点できず(三 4 – 1 荏)

 4回表の日体大荏原は、先頭の4番バッターがフォアボールで出塁(1塁)すると、続く5番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。6番バッターはセンターへヒットを打ち、ランナー1・3塁のチャンスに広げると、7番バッターはスクイズを成功させ、1点返す(三 4 – 2 荏)。続く8番バッターは三振に倒れ、チェンジ(三 4 – 2 荏)。この回、日体大荏原は1点返し、2点差に迫る。
 4回裏の日大三は、3番バッターがサードゴロ、4番バッターはサードゴロに倒れ、2アウトに。続く5番バッターは振り逃げで出塁(1塁)。6番バッターはセンターヒットを打ち、1点追加し、突き放す(三 5 – 2 荏)。7番バッターはフォアボールで、2アウトランナー1・3塁に。8番バッターはデッドボールで、満塁のチャンスに。しかし、続く代打の9番バッターはショートゴロに倒れ、チェンジ(三 5 – 2 荏)。日大三は1点入れ、再び3点差に。
 日体大荏原の5回表。日大三のピッチャーが交代すると、先頭の9番バッターはセカンドライナーに倒れ、1番バッターは三振、2番バッターはライトフライに倒れ、三者凡退に(三 5 – 2 荏)

――突き放す日大三――

 日大三の5回裏は、先頭の1番バッターがレフトヒットを打ち、1塁に出塁。続く2番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスをつくる。3番バッターはショートゴロに倒れるも、4番バッターがレフトヒットを放ち、1点追加して、さらに突き放す(三 6 – 2 荏)。その後も、5番バッターがライトヒットを打ち、2アウトランナー1・2塁とし、6番バッターはセンターフライだったが、守備が落としてしまい、1点追加(三 7 – 2 荏)。さらに、2アウトランナー2・3塁の場面で、7番バッターはレフトヒットを放ち、2点追加(三 9 – 2 荏)。その際、打者が2塁へと走るがアウトになり、チェンジ(三 9 – 2 荏)。日大三が一気に突き放す。

 突き放された日体大荏原の6回表は、キャッチャーフライ、三振、ライトフライと三者凡退に倒れる(三 9 – 2 荏)
 6回裏の日大三は、セカンドフライ、レフトフライ、三振と三者凡退に(三 9 – 2 荏)
 7回表の日体大荏原は、先頭の6番バッターが右中間への長打ヒットを放ち、0アウトランナー2塁のチャンスをつくる。続く7番バッターはサードゴロに倒れ、代打の8番バッターの打席でワイルドピッチがあり、1アウトランナー3塁に。その後、1点返し(三 9 – 3 荏)、1アウトランナー1・3塁の場面で1番バッターがレフトヒットを打ち、1点返す(荏 4 – 9 三)。さらに、続く2番バッターがセンターヒットを放ち、1アウト満塁のチャンスに広げる。ここで、日大三はピッチャーを交代させると、3番バッターを三振に、4番バッターをセカンドゴロに抑え、チェンジ(三 9 – 4 荏)。この回、日体大荏原が反撃し、2点返す。
 日大三の7回裏は、先頭の2番バッターがフォアボールで出塁(1塁)。ここで、日体大荏原はピッチャー交代。3番バッターはセンターフライ、4番バッターはフォアボールで、1アウトランナー1・2塁に。続く5番バッターの打席、ワイルドピッチでランナー2・3塁のチャンスに広げると、5番バッターはピッチャーゴロの内野安打で、1点追加(三 10 – 4 荏)。6番バッターはショートゴロ、7番バッターはレフトフライに倒れ、チェンジ(三 10 – 4 荏)。日大三が再び突き放す。

 日体大荏原の8回表は、先頭の5番バッターがフォアボールで出塁(1塁)するも、続く6番バッターは三振に倒れ、1アウトに。その後、1塁ランナーが盗塁するも失敗し、7番バッターはレフトフライに倒れ、チェンジ(三 10 – 4 荏)
 日大三の8回裏は、セカンドゴロ、セーフティーバント失敗と2アウトになるも、1番バッターがレフトヒットを打ち、2アウトランナー2塁に。続く2番バッターは内野安打で、ランナー1・3塁のチャンスに広げるが、3番バッターはレフトフライに倒れ、得点できず(三 10 – 4 荏)

 同点に追いつかなければ負けが決定する日体大荏原の9回表は、先頭の8番バッターはサードゴロだったが、守備のエラーで1塁に出塁。代打の9番バッターはライトヒットを打ち、ランナー1・2塁のチャンスを広げる。しかし、続く1番バッターは三振、代打の2番バッターは三振、代打の3番バッターも三振に倒れ、試合終了(三 10 – 4 荏)
(荏=日体大荏原、三=日大三)

 日大三が10 – 4で日体大荏原に勝利しました。

 日大三の集中打に対し、日体大荏原も反撃するが、日大三が突き放す展開になりました。

 日大三はブラスバンド、チアはおらず、口ラッパの応援。日体大荏原はチアと口ラッパの応援でした。

 試合は、9時59分に始まり、12時18分に終了しました。