第90回記念 選抜高等学校野球大会が3月23日（金）から4月4日（水）まで、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催されました。
今年は第90回の記念大会ということから、出場校が例年より4校多い36校が出場。
3月29日（木）（大会7日目）の第2試合には、2回戦「日大三（東京） – 三重（三重）」の試合が行われました。
日大三は先攻（一塁側）で2年連続20回目の出場。初戦の1回戦は由利工（秋田）に5- 0で勝利。これまでに選抜大会では優勝1回、準優勝3回、26勝18敗、全国高校野球選手権大会は16回出場し、優勝2回、23勝14敗。三重は後攻（三塁側）で4年ぶり13回目の出場今大会は初戦となります。これまでに選抜大会では優勝1回、13勝11敗、全国高校野球選手権大会には12回出場し、準優勝1回、12勝12敗。
日大三の1回表は、セカンドゴロ、センターフライと2アウトになるも、日置選手がセンターヒットで1塁へ出塁。しかし、続く大塚選手はセンターフライに倒れ、チェンジ（日 0 – 0 三）。
三重の1回裏は、ピッチャーゴロ、ファールフライ、ファーストゴロと三者凡退（日 0 – 0 三）。
2回表の日大三は、先頭の中村選手が内野安打で出塁（1塁）。しかし、後続がライトフライ、セカンドゴロ、三振と続かずチェンジ（日 0 – 0 三）。
2回裏の三重は、先頭の大川選手がフォアボールで出塁（1塁）するも2塁へ盗塁するも失敗し、1アウト。その後、前出選手が1塁へ出塁するも得点できず（日 0 – 0 三）。
日大三の3回表は、1アウトランナーなしの場面で、金子選手がセンターヒットで出塁（1塁）。しかし、後続がピッチャーゴロ、セカンドフライに倒れ得点できず（日 0 – 0 三）。
3回裏の三重は、先頭の小川選手がヒットで出塁（1塁）。続く定本選手は送りバントするが、ダブルプレーに倒れ、2アウトに。続く井上選手はサードゴロに倒れ、チェンジ（日 0 – 0 三）。
投手戦
4回表の日大三は、ファーストライナー、セカンドゴロと2アウトになるものの、飯村選手が内野安打で出塁（1塁）。しかし、2塁への盗塁失敗でチェンジ（日 0 – 0 三）。
三重の4回裏は、先頭の梶田選手がライトヒットで1塁へ出塁すると、2塁へ盗塁しチャンスを広げる。しかし、後続がセンターフライ、セカンドゴロ、ショートゴロに倒れ、得点できず（日 0 – 0 三）。
5回表の日大三は、1アウトランナーなしの場面で、齋藤選手がデッドボールで出塁（1塁）するも、続く井上選手はダブルプレーに倒れチェンジ（日 0 – 0 三）。
5回裏の三重は、1アウトランナーなしの場面、前出選手がライトヒットで出塁（1塁）すると、続く小川選手もライトヒットで1アウトランナー1・3塁のチャンスをつくる。しかし、続く定本選手はダブルプレーに倒れ、先制点を奪えず（日 0 – 0 三）。
日大三の6回表は、先頭の金子選手はレフトフライに倒れるものの、続く木代選手はライトヒットで出塁（1塁）。しかし、その後がファーストゴロに倒れ、1塁ランナーが盗塁失敗でチェンジ（日 0 – 0 三）。
三重の猛攻が始まる
三重の6回裏は、先頭の井上選手が内野安打で1塁へ出塁。続く梶田選手はセンターフライに倒れるものの、1塁ランナーが2塁へ盗塁し、チャンスを広げる。続く浦口選手はライトへの3塁打を放ち、1点先制（日 0 – 1 三）。さらに、続く曲選手はレフトへの2塁打を放ち、1点追加（日 0 – 2 三）。続く大川選手はファーストゴロに倒れるものの、東選手が内野安打でさらに1点追加（日 0 – 3 三）。この回、ついに試合の均衡を破り、三重が先制し3点差と突き放す。
先制を許した日大三の7回表は、ショートゴロ、ショートフライ、ショートゴロと三者凡退に倒れ、反撃できず（日 0 – 3 三）。
三重の7回裏。日大三のピッチャーが林投手に交代するものの、先頭の小川選手がレフトヒットで1塁へ出塁すると、続く定本選手もセンターヒットで0アウトランナー1・3塁のチャンスに広げる。続く井上選手は内野安打で1点追加（日 0 – 4 三）。ここで、日大三はピッチャーを河村投手に交代すると、1塁ランナーが2塁へ盗塁。そして、浦口選手はレフトヒットで1点追加（日 0 – 5 三）。さらに、0アウトランナー2・3塁の場面で、浦口選手がセンターヒットで2点追加（日 0 – 7 三）。その後、1アウトランナー3塁の場面で、大川か選手の打席、ワイルドピッチで1点追加（日 0 – 8 三）。その後も、3塁のチャンスをつくるが、ここでチェンジ（日 0 – 8 三）。この回、三重の猛攻で、さらに日大三を突き放す。
突き放され苦しい展開になった日大三の8回表は、先頭の柳澤選手がフォアボールで出塁（1塁）。しかし、その後は三振、ショートフライに倒れ、2アウトに。金子選手が内野安打でランナー1・3塁のチャンスにするも、木代選手はセカンドフライに倒れ、得点できず（日 0 – 8 三）。
8回裏の三重は、三振、ショートゴロ、三振と三者凡退に（日 0 – 8 三）。同点にしなければ負けが決定する日大三の9回表は、先頭の日置選手がライトヒットを放ち1塁に出塁するも、後続が続かず試合終了（日 0 – 8 三）。
三重が8 – 0 で日大三に勝利しました。
前半は投手戦だったが、後半から三重の猛攻で一方的な試合展開に。日大三のつなぐ集中打が抑えられていた。
一塁側の日大三の応援は、ブラスバンドは青、チアは白赤で、日大三独特な華やかさを楽しめました。三塁側の三重の応援は、赤色が特徴的でした。
試合の合間には、内野の電光掲示板に各校への応援メッセージが紹介されていました。
・日大三への応援メッセージ：「今日も三高のCome ONが甲子園に響く！頑張れ三高」「初戦突破の勢いで優勝してください頑張れ日大三高」「強力打線三高が見たい！がんばれ!!」「三高魂見せてくれ!!!」「日大三の熱いプレー大好きです！優勝目指して頑張ってください！」「遠くからですが、応援しています。頑張て日大三！」「優勝目指して一戦必勝で頑張ってください」
・三重への応援メッセージ：「4年ぶりの出場、おめでとう！勝ち上がってください」「強豪倒して目指せ優勝!!」「49年ぶりの優勝に向けてレッツゴー三重！」「一戦必勝でがんばれ三重高！アルプスから応援します！」
11時37分に始まり、13時27分に試合終了。観客数は26,000人。