第100回 全国高校野球選手権大会から観戦方法が一部で変わる

 第100回 全国高等学校野球選手権大会が8月5日(日)から17日間(準々決勝翌日の休養日を含む)が、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる。

 記念すべき第100回から観戦方法が一部エリアでは変わる。

 これまで観戦する場所は「中央特別自由席(内野席)」、「1塁特別自由席(内野席)」、「3塁特別自由席(内野席)」、「1塁アルプス席(内野席)」、「3塁アルプス席(内野席)」、「外野席」のエリアに分かれており、内野席はそれぞれのエリアで入場料が設定されており、それぞれのエリアの中の席は自由席で、外野席は無料で自由席となっていた。

これまで
・内野席:中央特別自由席:有料、エリア内自由席
・内野席:1塁特別自由席:有料、エリア内自由席
・内野席:3塁特別自由席:有料、エリア内自由席
・内野席:1塁アルプス席:有料、エリア内自由席
・内野席:3塁アルプス席:有料、エリア内自由席
・外野席:無料、エリア内自由席

 今大会からは、内野席の中央特別自由席が、全席を前売り指定席となり中央特別席に。外野席は有料となる。1・3塁特別自由席とアルプス席は従来通り。

今大会から
・内野席:中央特別席:有料、全席前売り指定席
・内野席:1塁特別自由席:有料、エリア内自由席
・内野席:3塁特別自由席:有料、エリア内自由席
・内野席:1塁アルプス席:有料、エリア内自由席
・内野席:3塁アルプス席:有料、エリア内自由席
・外野席:有料、エリア内自由席

 販売方法は、
・中央特別席:インターネットやコンビニでの販売となるそうで、空席があれば当日の一定時刻まで購入できるという。ただし、球場窓口では販売せず、途中で空席が出ても再販売はしないそうだ。
・外野席:球場窓口で当日販売となり、途中で空席が出れば、再販売を行うそうだ。

 4月の次回の運営委員会で、価格設定などの詳細が決まりそうだ。

 これまで外野を有料にしたのは戦後の数年だけだそうだが、ここ最近の大会では多くの来場者で球場周辺で長蛇の列ができ、トラブルになる危険性も高まっていた。そして、今大会は100回目となる記念大会で注目も高まる。

・2013年:第95回:61,000人:2,935人:1回:5,800人
・2014年:第96回:60,928人:3,426人:2回:5,850人
・2015年:第97回:61,571人:5,053人:7回:9,500人
・2016年:第98回:59,785人:5,328人:8回:11,200人
・2017年:第99回:59,071人:5,500人:8回:12,6200人
(年:大会:平均入場者数:平均開門時来場者数:開門時5千人以上の回数:最多来場者数)

 こういったことから、内野の中央特別自由席の前売り指定席化、外野席の有料化へと繋がった。