第99回 全国高等学校野球選手権大会が2017年8月8日(火)から23日(水)まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催された。
14日(月)(大会7日目)の第2試合は、2回戦「高岡商(富山)-東海大菅生(西東京)」が行われた。
先攻は東海大菅生(三塁側)、後攻は高岡商(一塁側)。10時36分に試合が始まった。
東海大菅生の1回表は、ランナー1・2塁のチャンスをつくるも得点できず。
高岡商の1回裏は、ランナー2塁にするも得点できず。
2回表の東海大菅生は、6番バッターが先制のホームランを放ち、「0-1」に。
先制を許した高岡商は2回裏、ランナー1・2塁の場面で、バッターがセンターヒットを打ち、「1-1」の同点に追いつく。
――接戦な展開――
東海大菅生の3回表は、ランナーを1塁に出すものの、得点できず。
高岡商の3回裏は、ランナー2塁のチャンスをつくるも得点できず。
4回表の東海大菅生は、初めての三者凡退。4回裏の高岡商は、ランナーを1塁に出すも得点できず。
東海大菅生の5回表は0点に抑えられる。高岡商の5回裏は、初めての三者凡退。
東海大菅生は6回表、ランナー3塁のチャンスの場面で、バッターがレフトへの犠牲フライを放ち、1点入れ「1-2」とリードを奪う。
再びリードされる展開になった高岡商の6回裏は、ランナー2塁のチャンスにするも得点できず。
――突き放す東海大菅生――
7回表の東海大菅生は、ランナー2塁のチャンスで、バッターはライトヒットで1点追加し「1-3」と2点差に広げる。
7回裏の高岡商は、0点に抑えられる。
東海大菅生の8回表は、ランナー1・3塁の場面で、バッターがライトヒットを放ち、1点追加、「1-4」とリードを広げる。
高岡商の8回裏は、0点に抑えられる。
9回表の東海大菅生は、満塁のチャンスをつくると、バッターは右中間へヒットを放ち、一挙3点追加し「1-7」と突き放す。さらに、ランナー3塁で、バッターがレフトヒットを打ち、1点追加(1-8)。その後、ランナー1・2塁の場面で、5番バッターが3ランホームランを放ち、「1-11」と10点差に!? 東海大菅生の怒涛の攻撃がなかなか止まらなかった。
苦しい展開になった高岡商は9回裏、ランナー1・2塁にするも0点に抑えられ、試合終了。
試合は、東海大菅生が「11-1」で高岡商に勝利。
序盤は投手戦だったが、中盤ぐらいから東海大菅生が流れを持っていき、怒涛の攻撃で高岡商を突き放した。
両校ともにブラスバンド応援があり、高岡商はエンジ色が特徴的で、東海大菅生の応援は独特で楽しめた。
試合の合間には、
・高岡商への応援メッセージ:「頑張れ! 勝ち進め! 応援します!」、「楽しんでプレーして下さい!」
・東海大菅生への応援メッセージ:「ずっと応援してます! 甲子園でも頑張れ!」、「強豪校に勝ったこれまで。普段どおりなら必ず甲子園でも勝てる!」、「優勝目指して頑張れ!」
などの応援メッセージが電光掲示板に流れた。
12時55分に終わり、約46,000人が観戦した。