三本松が突き放す展開だったが、下関国際も反撃した、第99回 全国高校野球選手権大会 2回戦「三本松(香川)-下関国際(山口)」

 第99回 全国高等学校野球選手権大会が2017年8月8日(火)から23日(水)まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催された。

 13日(日)(大会6日目)の第2試合は、2回戦三本松(香川)-下関国際(山口)」が行われた。

 先攻は三本松(一塁側)、後攻は下関国際(三塁側)。10時29分に試合が始まった。

 三本松は1回表、ランナー3塁のチャンスをつくると、バッターショートゴロに倒れるが、1点を先制する。
 先制を許した下関国際は1回裏、ランナー3塁にチャンスにするも得点できず。
 2回表の三本松は、6番バッターがホームランを放ち、1点追加し「2-0」と2点差に広げる

 下関国際の2回裏は0点に抑えられる。
 三本松の3回表は0点に。3回裏の下関国際は、守備のファインプレーもあり、得点できず。流れは三本松かという展開。

――三本松が突き放す――

 4回表の三本松は、ランナー2・3塁のチャンスに、バッターがライトへの犠牲フライを放ち、3塁ランナーがタッチアップし1点追加し3点差に広げ「3-0」に。さらに、バッターがセンターへヒットを打ち、1点追加し「4-0」と突き放す。三本松の応援が盛り上がった(一塁側のアルプスは約3,000人だそうだ)。
 突き放された下関国際の4回裏は0点に抑えられ、反撃ならず。三本松の守備がいい。
 三本松の5回表は、0点に。
 下関国際の5回裏は、初のヒットで2塁打!? その後、ランナー1・3塁のチャンスにすると、バッターがレフトへのヒットを打ち、ようやくここにきて1点を返し「4-1」に。下関国際の応援が盛り上がった。
 涼しい風がちょっと強く吹いている。

 6回表の三本松は、ランナー1・2塁の場面で、バッターはライトヒットを打ち、1点追加5-1)。さらに、守備のエラーもあり1点追加6-1)。そこから、ランナー1・3塁の場面で、バッターはセンターへヒットを打ち、1点追加し「7-1」とこの回3点追加し、6点差に広げる
 突き放された下関国際の6回裏は、ランナー1・3塁のチャンスにすると、バッターはショートゴロに倒れるも、1点を返し「7-2」に。ただ、1点止まりになった。

 三本松は7回表、ランナー2塁のチャンスをつくり、バッターがセンターへヒットを放ち、1点追加、「8-2」と点差を広げる
 下関国際は7回裏、ランナー2塁の場面で、バッターがヒットを打ち、1点を返し「8-3」に。

――下関国際も反撃――

 8回表の三本松は0点に抑えられる。
 下関国際は8回裏、3番バッターがホームランを放ち、1点を返し「8-4」と4点差に縮める

三本松の9回表は、ランナー3塁のチャンスで、バッターがヒットを打ち、1点追加9-4)。
 5点差を追いつかなければ負けが決定する9回裏の下関国際は、ランナーを1塁に出すものの抑えられ、試合終了。

 試合は、三本松が「9-4」で下関国際に勝利

 三本松の流れでリードしていた展開だったが、下関国際も点を返して、後半から点の取り合いになった。

 両校ともにブラスバンド応援があり、三本松は人がぎっしりで、点が入ると盛り上がった。下関国際の応援はリズミカルで、ブルートレッドが特徴的だった。

 試合の合間には、
・三本松への応援メッセージ:「最高の夏に! ベストパフォーマンスを!
・下関国際への応援メッセージ:「ユニフォームを黒く汚して甲子園を駆け回れ!」、「山口大会感動しました! 頑張って!」、「甲子園に連れてきてくれてありがとう! 皆全力で楽しんでください
などの応援メッセージが電光掲示板に流れた。

 12時08分に終わり、約45,000人が観戦した。