第99回 全国高等学校野球選手権大会が8月8日（火）から23日（水）まで、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開催された。
10日（木）（大会3日目）の第3試合は、1回戦「聖光学院（福島）－おかやま山陽（岡山）」が行われた。
先攻は聖光学院（一塁側）、後攻はおかやま山陽（三塁側）。13時19分に試合が始まった。
聖光学院の1回表は三者凡退。
おかやま山陽は1回裏、先頭の1番バッターが右中間へ2塁打を放つと、続く2番バッターは送りバントで、1アウトランナー3塁のチャンスに広げる。しかし、その後が続かず得点できず。
――聖光学院が先制！――
2回表の聖光学院は、先頭の4番バッターが内野安打で出塁（1塁）すると、続く5番バッターはレフトへの3塁打を放ち、1点先制。さらに、6番バッターがライトへヒットを打ち、1点追加し「2－0」に。その後、2アウトランナー1・2塁にするも抑えられる。
先制を許したおかやま山陽は2回裏、先頭の5番バッターがフォアボールで出塁（1塁）すると、続く6番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー2塁のチャンスに広げる。しかし、後続が続かず0点に抑えられる。流れは聖光学院に傾いているが、おかやま山陽もチャンスをつくる展開に。
聖光学院は3回表、先頭の2番バッターがショートゴロに打ち取られたが、守備の送球エラーで2塁へ。続く3番バッターは送りバントを決め、1アウトランナー3塁のチャンスに広げると、4番バッターはレフトへの犠牲フライを打ち、1点追加し「3－0」と3点差に広げる。続く5番バッターがセンターへの2塁打を放つが、その後は抑えられる。
おかやま山陽の3回裏は、2アウトランナーなしの場面から3番バッターがレフトヒットを放ち1塁へ出塁。続く4番バッターはデッドボールで、ランナー1・2塁とするが、その後が続かず0点に。
――さらに聖光学院がおかやま山陽を突き放す――
4回表の聖光学院は、1アウトから8番バッターがレフトへ2塁打を放つ。その後、2アウトになるが、1番バッターがライトへの3塁打を放ち、さらに1点追加し「4－0」に。ここでおかやま山陽はピッチャーを交代し、聖光学院の後続を抑える。
おかやま山陽の4回裏は、2アウトランナー1塁にするも得点できず。
聖光学院の5回表は、先頭の3番バッターがレフトへの2塁打を放つ。その後、1アウト取られるも、5番バッターがライトヒットを打ち1点追加し「5－0」とリードを5点差に広げる。聖光学院は毎回得点を入れる展開に。
おかやま山陽の5回裏は、三者凡退。
6回表の聖光学院は、1アウトから9番バッターはフォアボールで1塁へ出塁するも得点できず。
おかやま山陽の6回裏は、1アウトから5番バッターがフォアボールで出塁（1塁）すると、続く6番バッターがライトヒットでランナー1・3塁のチャンスに。しかし、後続が続かず得点することができない。
聖光学院の7回表は三者凡退に。
7回裏のおかやま山陽は、先頭の9番バッターがセンターへのヒットを打ち出塁（1塁）すると、続く1番バッターは送りバントを決め、ランナー2塁とチャンスを広げるが、後続が続かず0点に。
8回表の聖光学院は、1アウトから6番バッターがライトへヒットを放ち、1塁に出塁すると、2塁へ盗塁しチャンスを広げる。その後2アウトになるが、8番バッターがレフトヒットを放ち1点追加し「6－0」に。
8回裏のおかやま山陽は三者凡退。
9回表の聖光学院は、2アウトから3番バッターがレフトヒットを打ちランナー1塁に。しかし、後続が続かず0点に。
同点に追いつかなければ負けが決定するおかやま山陽は9回裏、連続三振で2アウトになるも、9番バッターはライトへヒットを放ち1塁へ。しかし、2塁へ盗塁するもアウトになり、試合終了。
試合は、聖光学院が「6－0」でおかやま山陽に勝利。
聖光学院の攻守が光った、聖光学院のペースの試合展開になった。
聖光学院は口ラッパ応援が目立ち、おかやま山陽はブラスバンド応援がありオレンジ色が目立った。
試合の合間には、
・聖光学院への応援メッセージ：「ファイト!!」、「頑張って勝ち進んで下さい！」、「甲子園の雰囲気に負けず、平常心でプレーしてください！」
・おかやま山陽への応援メッセージ：「優勝目指して全員一丸となってがんばれ!!」、「優勝目指して頑張れ！ おかやま山陽！」、「出場おめでとう！ 精一杯頑張って！」
などの応援メッセージが電光掲示板に流れた。
15時34分に終わり、約36,000人が観戦。