今年もセンバツへ!~機動破壊に翻弄されない強さだった秀岳館、準々決勝「健大高崎(群馬) – 秀岳館(熊本)」~(13/32)

 第89回 選抜高等学校野球大会センバツ)が阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で、3月19日(日)から始まりました。

 3月29日(水)の第3試合は「健大高崎(群馬) – 秀岳館(熊本)」(準々決勝)。

試合前の様子

試合の様子

 健大高崎は前試合、私の地元・福井から出場していた福井工大福井との試合で、15回で決着がつかず、再試合になり、福井工大福井に勝利した高校。足を活かした機動破壊が持ち味の高校で、福井工大福井も結構、その軌道破壊に翻弄されました。
 秀岳館は熊本からの出場ですが、そのポテンシャルは高く、これまでの大会でもベスト4まで迫った強い高校。
 
 そんな健大高崎の機動破壊を、秀岳館が「どう対応していくのか」と見ていましたら、秀岳館、さすが! って感じです。
 やはり、強いところは機動破壊に翻弄されず、自分のペースで試合を展開していくのを見せられました。
 機動破壊、焦ったら負けなのを、冷静に対処しているのが、見ていてわかりました。

 健大高崎、今回のチームは打撃力も強く、福井工大福井を機動破壊だけでなく、打撃でも苦しめました。そんな健大高崎が、秀岳館との試合では、その持ち味を封じ込められていた感じです。

 試合は「2 – 9」で、秀岳館の勝利

(続く)